- Android 11以降であれば画面録画機能が標準搭載されているそれ以前のバージョンは別途アプリが必要な場合あり
- クイック設定パネル・画面上部から2回スワイプにスクリーンレコードまたは画面録画・アイコンがあるか確認する
- 録画前に音声設定・デバイス音・マイク・なしを選択できる
- 録画したファイルはGoogleフォトまたは純正ギャラリーアプリのスクリーンレコードフォルダに保存される
- 動画ファイルはスクリーンショットと比べてサイズが大きいため、ストレージ残量を事前に確認しておく
画面録画とは
画面録画・スクリーンレコードとは、スマートフォンの画面に表示されている内容をそのまま動画ファイルとして保存する機能です。スクリーンショットが一瞬の画面を静止画で保存するのに対し、画面録画は一連の操作の流れを動画で保存できる点が大きな違いです。
画面録画の基本機能
スマートフォンの画面操作を動画として保存する仕組み
画面録画はスマホのOSレベルで画面のフレームを連続的にキャプチャし、MP4などの動画形式に変換して保存する仕組みです。
- 画面上で行われたタップ・スワイプ・テキスト入力などの操作が動画に記録される
- 設定によってデバイスの内部音声・アプリの効果音・音楽やマイク音声も同時に録音できる
- 録画中はステータスバー 画面上部に録画中を示すインジケーターが表示される
- 保存形式は一般的にMP4・機種・バージョンによって異なる場合あり
画面録画が役立つシーン
スマホ操作の説明やチュートリアル作成
スマホの使い方を家族や友人に教えたい場面で、口頭の説明や静止画では伝わりにくい操作の流れを動画で共有できます。サポートや問い合わせ時にも、問題が起きた状況の画面操作をそのまま録画して見せることができます。
- アプリの設定手順をそのまま動画化して送れる
- テキストでは説明が難しい〇〇を長押しして△△をタップという操作を視覚的に共有できる
- スマホ操作に不慣れな方への遠隔サポート時に活用できる
ゲームプレイやアプリの操作記録
モバイルゲームのプレイ動画を記録してSNSで共有したり、アプリ内で発生したバグや不具合の状況を記録して開発者や問い合わせ先に送付したりする用途にも使われます。
- ゲームのハイスコアシーンや難関クリアの瞬間を録画して共有
- アプリの不具合・エラーが起きる手順を録画して再現性を確認
- オンライン授業・ウェビナーの内容をメモがわりに録画・※コンテンツの無断録画・配布は規約に違反する場合があります
Androidで画面録画をする方法
Android 11以降が搭載されたスマホでは、追加アプリなしで標準機能として画面録画が使えます。操作はクイック設定パネルから行うのが最もシンプルです。
クイック設定から画面録画を開始する
画面上部からクイック設定パネルを開く
- 録画したい画面を表示しておく
- 画面の上部から下に向かって2回スワイプしてクイック設定パネルをフルで開く1回のスワイプではパネルが半分しか開かない場合があります
- クイック設定のアイコン一覧の中からスクリーンレコード・画面録画・録画などのアイコンを探す
アイコンが見当たらない場合は、クイック設定パネルの右下にある編集または鉛筆アイコンをタップすると、非表示になっているアイコンの一覧が表示されます。スクリーンレコードをドラッグしてクイック設定に追加してください。
スクリーンレコードまたは画面録画を選択する
- クイック設定のスクリーンレコード・アイコンをタップする
- 録画開始前に音声設定の確認ダイアログが表示される機種・バージョンによって表示内容が異なります
- 音声設定を選択して録画を開始または開始をタップ
- 3〜5秒のカウントダウン後に録画が始まるカウントダウン中にキャンセルも可能
- ステータスバーに赤い録画インジケーターが表示されたら録画中
- 録画を終了するにはステータスバーの録画インジケーターをタップして停止を選択するか、クイック設定パネルを再度開いてアイコンをタップして停止する
機種別のクイック設定アイコン名・目安
| 機種 | アイコン名 | 特記事項 |
|---|---|---|
| Google Pixel | スクリーンレコード | Android 11以降で標準搭載。音声設定・タップ表示の選択が可能 |
| Samsung Galaxy | スクリーンレコーダー | クイック設定に標準表示される場合が多い。前面カメラ映像の同時録画にも対応している場合あり |
| Sony Xperia | スクリーンレコードまたは「録画」 | Android 11以降で対応。機種・バージョンによって名称が異なります |
| AQUOS・シャープ | 画面録画または「スクリーンレコード」 | 機種・バージョンによって対応状況が異なります |
※ クイック設定に表示されていない場合は設定アプリの検索バーに画面録画またはスクリーンレコードと入力して確認してください。
画面録画の設定方法
録画開始前または設定から、音声・タップ表示などの録画オプションを調整できます。用途に合わせて設定することで、より伝わりやすい録画が作れます。
録画時の音声設定
録画開始時に表示されるダイアログ、またはクイック設定アイコンを長押しして設定画面を開くと、音声設定を選択できます・機種・バージョンによって設定できるタイミングが異なります。
デバイス音声を録音する
スマホから流れているアプリの効果音・ゲーム音・音楽などを録音します。ゲームプレイ動画やアプリのデモ動画を作成する場合に選択します。
- アプリの音・通知音・アラーム音がすべて録音対象になる
- 録画中は音量を適切に設定しておくと、音割れのない録画になる
- 通話中の録画には利用できない場合があるセキュリティ制限のため
マイク音声を録音する
スマホのマイクを通じて周囲の音声・話し声・解説音声を録音します。操作手順の説明動画を作成する場合や、ゲーム実況動画に自分の声を入れたい場合に選択します。
- 静かな環境で録画すると声が聞き取りやすい動画になる
- デバイス音声との同時録音に対応している機種もある※機種・バージョンによります
- マイク使用の許可をGmailアプリ・システムから求められる場合がある
音声なしで録画する
音声を一切記録しない無音録画です。操作手順のみを静かに記録したい場合や、周囲の雑音が入ってほしくない場合に選択します。ファイルサイズが小さくなるメリットもあります。
画面操作の表示設定
画面タップを表示する機能
録画中に画面をタップした位置に白または黒の円形のインジケーターを表示する機能です。操作手順の解説動画などで今どこをタップしているかを視聴者に伝えやすくします。
- 録画開始前のダイアログでタップを表示するまたは画面のタップを表示をオンにする
- 機種によってはこのオプションが表示されない場合があります
- Pixelでは録画開始前の確認画面でタップ表示のオン・オフを切り替えられます
操作手順をわかりやすく記録する方法
チュートリアル動画・サポート動画を録画する際は、以下の点を意識するとより伝わりやすい動画になります。
- タップ表示をオンにする・どこを操作しているか視覚的に明確になる
- マイク音声で解説を入れる・操作と説明を同時に録音すると視聴者が理解しやすい
- 不要な通知を一時的にオフにする・録画中に通知が入ると映像・音声に混入するため、おやすみモードや通知オフを設定してから録画を開始する
- 録画前に操作の流れを一度試す・本番の録画前にリハーサルしておくと無駄な映像が少なくなる
録画した動画の保存と確認方法
録画が完了すると通知バーに録画完了の通知が届きます。通知をタップして直接開くか、以下の場所から確認できます。
録画データの保存場所
録画ファイルは端末内の以下のパスに保存されます。
内部ストレージ / Movies / ScreenRecorder・またはDCIM/ScreenRecord- 機種によってフォルダ名・保存先が異なります。ファイルアプリ(Files by Google)の「動画」カテゴリからも確認できます
Googleフォトで確認する方法
- Googleフォトアプリを開く
- 下部メニューのライブラリをタップ
- スクリーンレコードまたはScreenRecorder・フォルダをタップ
- 録画した動画ファイルが一覧で表示される
Googleフォトのバックアップがオンの場合は、録画した動画もクラウドに自動保存されます。ストレージ節約のため、バックアップ対象からスクリーンレコードフォルダを外したい場合は、Googleフォトの設定からバックアップ対象フォルダを変更してください。
写真アプリやギャラリーで確認する方法
- メーカー純正のギャラリーアプリ・Samsung Gallery・Albumsなどを開く
- アルバムタブまたはフォルダを選択
- スクリーンレコード・録画などのフォルダをタップ
- 録画した動画が一覧で確認できる
| 確認方法 | 向いている場面 |
|---|---|
| Googleフォト | クラウドバックアップも確認したい・複数デバイスで共有したい |
| 純正ギャラリーアプリ | 端末内の動画を素早く確認したい・トリミング編集もしたい |
| ファイルアプリ・Files by Google | ファイルサイズの確認・別アプリへの共有・ファイル管理をしたい |
画面録画を活用するメリット
スマホ操作を動画でわかりやすく共有できる
テキストや静止画では伝わりにくい操作の流れを、動画という形で誰でも理解しやすい形に変換できるのが画面録画の最大のメリットです。LINEやメールに動画を添付して送るだけで、相手がその場で操作を確認できます。
- 高齢の家族へのスマホ操作サポートを動画で送れる
- 職場でのアプリ・ツールの使い方説明をスクリーンレコードで効率化できる
- 問い合わせフォームやカスタマーサポートへのバグ報告に録画ファイルを添付できる
ゲームプレイやアプリの操作を記録できる
スマホゲームの攻略動画・プレイ日記・ハイスコア達成の瞬間など、リアルタイムで起きていることをそのまま動画として残せます。専用の録画機材やパソコンがなくても、スマホ単体で高品質な動画が作れます。
- YouTubeやTikTokへのゲームプレイ動画投稿の素材として使える
- アプリの操作記録をチームメンバーと共有して業務効率化に役立てられる
- アプリ開発・テストで再現手順を動画で記録することで、不具合報告が正確になる
画面録画を使う際のポイント
端末やAndroidバージョンによる機能の違い
画面録画機能はAndroid 11・API レベル30から標準機能として搭載されましたが、それ以前のバージョンやメーカーのカスタマイズによって対応状況が異なります。
| Androidバージョン | 画面録画の対応状況 |
|---|---|
| Android 11以降 | OS標準機能として搭載。クイック設定から利用可能 |
| Android 10 | 一部メーカー Samsung・Xiaomiなどでは独自機能として搭載している場合あり |
| Android 9以前 | OS標準では非対応。サードパーティ製のスクリーンレコードアプリが必要 |
Androidバージョンは 設定 → デバイス情報 → Androidバージョン・または 設定 → 端末情報から確認できます・※機種によってメニュー名が異なります。
また、同じAndroid 11以降でもメーカーによって録画中の音声設定の選択肢や、タップ表示のオプションの有無が異なります。設定アプリの検索バーにスクリーンレコードと入力して端末固有の設定項目を確認してください。
録画データの保存容量に注意する
動画ファイルはスクリーンショットと比べてファイルサイズが大きく、長時間の録画ではGB単位のデータになることがあります。
- 1分間の画面録画・約10〜50MB程度・解像度・動きの多さ・音声設定によって大きく変わります
- 10分の録画では100MB〜500MB以上になる可能性があります
注意・録画前にストレージの空き容量を確認してください。録画中にストレージが満杯になると、録画が強制停止してファイルが破損する場合があります。設定 → ストレージ から空き容量を確認し、余裕がない場合は不要な写真・動画・アプリを整理してから録画を始めてください。
また、Googleフォトのバックアップがオンの場合、録画ファイルがクラウドにも自動でアップロードされるため、Googleアカウントのストレージ・15GBを消費します。長時間の録画ファイルが多い場合は定期的にGoogleフォトのストレージ状況を確認してください。
実践メモ・録画前に通知をオフにして映り込みを防ぐ
画面録画中に通知が飛び込んでくると、プライベートなメッセージや通知内容が動画に映り込んでしまいます。録画前におやすみモード・サイレントモードまたは「通知を非表示に設定しておくことを強くおすすめします。
最も手軽な方法は以下のとおりです。
- クイック設定からおやすみモードをオンにする・通知の音・バナー表示を一時的に無効化できます
- 機内モードを利用する通信不要な録画の場合・通信をすべてオフにすることで通知をゼロにできます
- 録画後にトリミングして不要な部分をカット・通知が映り込んでしまった場合でも、ギャラリーアプリやGoogleフォトの編集機能でその部分を切り取れます
特にLINEや電話の通知は録画中に入りやすいです。録画を始める前の30秒で通知設定を確認する習慣をつけると、やり直しの手間が省けます。
画面録画でよくあるトラブルと対処法
クイック設定に録画アイコンが見つからない
- クイック設定パネルを2回スワイプして完全に展開してから探す
- クイック設定の編集・鉛筆アイコンをタップして非表示のアイコンを探し、スクリーンレコードをアクティブ領域にドラッグして追加する
- 設定アプリの検索バーに「クリーンレコード・画面録画と入力して設定項目を探す
- Android 10以前の場合は標準機能がないため、Google Playでスクリーンレコーダーアプリを検索してインストールする
録画を開始しても音声が入らない
- 録画開始前の設定ダイアログで音声設定がなしになっていないか確認する
- マイク音声を選んだのに録音されない場合は、Gmailアプリへのマイク使用許可をオンにする
設定 → アプリ → 画面録・またはシステムUI→ 権限 → マイク) - それでも録音されない場合は端末を再起動してから再試行する
特定のアプリで録画すると画面が黒くなる
NetflixなどのDRM・著作権保護・コンテンツや、銀行アプリ・セキュリティアプリなどは、録画時に画面が黒く表示されるよう設計されています。これはセキュリティ・著作権保護の仕様であり、設定を変えても録画することはできません。
まとめ・Androidの画面録画機能を活用する方法
Androidの画面録画はAndroid 11以降であれば追加アプリなしで使えるシンプルな機能です。操作も数タップで完了するため、一度覚えれば日常的に役立てられます。
画面録画の基本手順のおさらい
- 開始方法・画面上部から2回スワイプ → クイック設定のスクリーンレコードをタップ → 音声設定を選択 → 開始をタップ
- 停止方法・ステータスバーの赤い録画インジケーターをタップして停止を選択
- 確認場所・Googleフォトのスクリーンレコード・フォルダ、または純正ギャラリーアプリ
- 録画前の確認事項・ストレージ空き容量・通知オフ・音声設定の3点
- Android 10以前・サードパーティ製アプリが必要・Google Playでスクリーンレコーダーを検索
動画で情報を共有する便利な活用方法
- 操作説明・サポート・スマホの操作手順をそのまま動画で送って相手に伝える
- バグ・不具合報告・問題が起きる手順を録画して問い合わせ時に添付する
- ゲーム動画・SNS投稿・プレイ動画を録画してYouTubeやSNSで共有する
- 業務効率化・アプリの操作マニュアルをスクリーンレコードで作成してチームで共有する
よくある質問・FAQ
Q. 画面録画した動画はどんな形式で保存されますか?
多くのAndroid端末ではMP4形式で保存されます。MP4は一般的な動画形式のため、スマホ・パソコン・テレビなど幅広いデバイスで再生できます。ファイルの拡張子や形式は機種・Androidバージョンによって異なる場合があります。
Q. 録画中に電話がかかってきたらどうなりますか?
着信があると通常の着信画面が録画に映り込みます。録画が自動停止する場合とそのまま続く場合があり、機種・設定によって挙動が異なります。重要な録画の際は事前におやすみモードや着信拒否を設定しておくことを推奨します。
Q. 画面録画の時間制限はありますか?
Android標準の画面録画には時間制限は設定されていませんが、端末のストレージ容量が尽きると自動停止します。Samsung Galaxyなど一部のメーカー独自の録画機能では時間制限が設けられている場合があります・※機種・バージョンによって異なります。
Q. 画面録画した動画をトリミング・編集する方法は?
Googleフォトまたは純正ギャラリーアプリで録画動画を開き、編集アイコン(鉛筆マーク)をタップすると動画のトリミングができます。不要な冒頭・末尾部分をカットしたり、通知が映り込んだ部分を切り取ったりすることが可能です。
Q. 画面録画中に自分の顔も一緒に映せますか?
Samsung Galaxyの一部機種ではスクリーンレコード中に前面カメラの映像をピクチャーインピクチャーで同時表示・録画できる機能があります・※機種・バージョンによって対応状況が異なります。Google Pixelやその他機種では標準機能にはないため、サードパーティ製のアプリを使う方法があります。
Q. Android 10以前のスマホで画面録画するには?
Android 10以前にはOS標準の画面録画機能がありません。Google Playでスクリーンレコーダー画面録画などのキーワードで検索すると複数のサードパーティ製アプリが見つかります。インストール・利用の前にアプリの評価・レビュー・必要な権限をよく確認してから使用してください。

