Xiaomi、MIUIに代わるHyperOSのブランドロゴを発表

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Xiaomi が MIUI に代わる独自開発のカスタム OS「HyperOS」の公式ブランドロゴを正式に発表しました。大したニュースではありませんが、今後、Xiaomi スマホが MIUI から HyperOS に移行した際には日常的に目にするロゴとなるので、そのデビューをお祝いしましょう。

HyperOS とは、Xiaomi が Android 14 を基にして新たに開発した既存の MIUI の後継となるカスタム OS で、2023 年 10 月に初めて披露され、11 月に中国で発売された Xiaomi 14 シリーズに初めて搭載されました。グローバルモデルへの展開も発表されており、現在 MIUI 14 を搭載した多くの Xiaomi スマホは今後順次 HyperOS へと更新される予定です。まだ開発の初期段階なので今後の展開が読めない部分も多くありますが、最終的には全ての Xiaomi スマホに HyperOS が搭載されると予想されます。

HyperOS の特徴としては、MIUI よりもシンプルですっきりとしたユーザーインタフェースを持ち、新しいメモリ管理システムやより効率的なアプリランチャーなどの一連の最適化により全体の性能と応答性が向上。新しい分割画面マルチタスク機能や再設計されたアプリドロワーによりマルチタスク機能が向上し、アプリを切り替えたり、複数のアプリを同時に実行することも簡単になりました。

また、厳格なアプリの許可制御機能や新しいプライバシーダッシュボードの導入により、アプリのスマホデータに対する使用方法をより細かく制御できます。

注目すべきは AI 機能です。HyperOS ではシステムに AI が統合され、例えば、ユーザーのスマホ使用歴に基づきお勧めアプリを提案したり、AI がマルウェアを検出・除去したり、バッテリーを効率的に管理してより長時間使用できるようスマホの動作を最適化するなど、スマホの基本機能が強化されています。

AI に関してはまた、自然言語による質問で目的の画像を検索したり、雑なイラストから芸術的な画像を作成したり、Xiaomi 入力アシストは入力された文字やフレーズから次に入力すべき内容を提案したりと、スマホユーザーの創作活動をサポートする新機能も多数搭載されています。

HyperOS は既に中国版の Xiaomi 13 シリーズをはじめ様々な機種に展開されていますが、グローバルモデルに関しては 2024 年 Q1 中に展開される予定です。

Source : @Xiaomi

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