Google Bardに画像生成機能が導入、日本語版もGemini Proに対応を開始

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▲ Bard で生成(富士山を背景にした赤いスポーツカーの画像)

Google 日本は 2 月 2 日、AI チャットボット「Bard」の日本語版が Gemini Pro に置き換わり、英語版 Bard に画像生成機能が導入されたことを発表しました。

Gemini Pro は、昨年 12 月に発表された高速 AI モデルの一つのバージョンであり、既に英語版には導入されていますが、それが今回のアップデートで Bard をサポートした全ての言語にも展開され、テキストの理解や要約、推論などの基本機能がアップグレードされ、これまでよりも高速かつ的確に回答を示せるようになりました。

Gemini とは、テキスト、画像、音声、動画など、様々な形式のデータを同時に処理して高度且つより人間に近い形の言語処理、推論、生成、翻訳などの機能を可能にする AI 技術。Google ではこれまで LamDA や PaML など様々な AI モデルが開発されてきましたが、新しい Gemini はそれら全ての上位互換といった位置づけの AI モデルとなっています。

注目の画像生成機能は Imagen 2 をベースにした AI 機能で、Bard のテキストボックスに指示文を入力すると、それに基づく画像が生成されます。

現在この機能は英語での指示にしか対応しておらず、日本人にとっては少し扱いづらいものとなっていますが、現状でも Gboard アプリの翻訳機能を利用すれば日本語で入力した指示文が自動的に英語に翻訳された状態でテキストボックスに入力されるので簡単に英語の指示文を作成できます。

画像生成を実行すると、最初に 2 枚の画像が生成され、「さらに生成」をタップすると別の 2 枚が生成されます。生成した画像のダウンロードや共有などは Chrome の機能を利用します(画像を長押しするとコンテキストメニューが表示されます)。

最後に、Google はこれまで英語版 Bard のみで提供していたダブルチェック機能を他の 40 言語にも拡大しました。回答に表示される「G」アイコンをタップすると、回答内の情報に言及した Web ページをネット検索できます。

Source : Google 日本

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