※ 内容に一部誤りがあります。詳細は記事下の補足をご覧ください。
Pixel Watch 2 に提供されている Fitbit の Wear OS 用心電図アプリがいつの間にか国内(22 歳以上のみ)でも利用可能になっていました。スマートウォッチで不整脈の兆候を簡易的に調べることができます。
私は医師でも専門家でもないので説明にはアプリの記述を引用しますが、Fitbit 心電図アプリでは、スマートウォッチの電気センサーを用いて測定された心肺リズムの情報から不整脈に繋がる心房細動の一種 AFib の兆候を検出する機能を提供しています。
アプリの使用方法は、着座しリラックスした状態からスマートウォッチのアプリドロワーまたは専用タイルから「Fitbit 心電図」を選択して下の画像のようにリューズに触れた状態を維持すると 30 秒間の計測が実行され、その後、画面上に結果が表示されます。
結果はグラフや数値ではなく、「正常な洞調律、心肺リズムは正常のようです」や「心肺リズムに不整脈の一種である AFib の兆候が見られます・・・医療機関にご相談ください」といった理解しやすい形式で表示されます。結果はまたスマホの Fitbit アプリの「自分」タブからでも表示できます。
心電図アプリと共に「不整脈の通知」も利用可能になりました。Fitbit アプリの「自分」タブから通知を有効化すると、万が一 AFib の兆候が検出されるとスマートウォッチに通知されます、。通知が届くということは、複数の計測結果で AFib の兆候が見られたことを意味します。
(2024 年 1 月 8 日更新)
公式にはまだ国内では利用できないことになっていますが、接続したスマホが Google One VPN に接続された状態で心電図アプリの初期セットアップを開始すると偶発的に国の制限が解除され利用できてしまうことがあります。