Xiaomi のブランドを刷新した新ファームウェア「HyperOS」が 2022 年冬に発売された当時のスマホハイエンドモデル「Xiaomi 12T Pro」にもようやく展開され始めました。Xiaomi 12T Pro は HyperOS に更新されるとともに OS も Android 14 にアップグレードされます。
手元の Xiaomi 12T Pro はメーカー直販のオープンマーケット板で、このモデルには先週より HyperOS が配信されています。
HyperOS はこれまでの MIUI の次世代バージョンといった位置づけの Android ファームウェアとなりますが、システム全体が劇的に変化しているわけではありません。しかし、フォント、アプリアイコン、アニメーション、サウンド効果、壁紙などの一部の UI 要素は刷新されており、スマホの外観や操作性に所々改善が見られます。
ユーザーさんがすぐに気づく変更箇所としては、まず、ホーム画面を下にスワイプするとこれまでの通知シェードやコントロールパネルではなくアプリやネットの検索窓が開く形へとホームアプリの仕様が変更されたことが挙げられます(ホーム画面の設定で検索窓の表示オプションを無効化できます)。
また、「壁紙カルーセル」が追加され、機能が有効の際にはスマホをロックして画面を点灯させるたびに壁紙デザインが変化し、壁紙のカラーによっては文字色が白黒反転するなダイナミックに表示内容が変化するようになりました。
他にも、プリインストールアプリの一つ「壁紙」が更新され、現在の天候を再現したイラストをフルスクリーン表示するようになり、一目で今の天気を把握できるようになりました。
HyperOS の特徴については次の記事で解説しているので参考までにご覧ください。