世界中で Nothing Phone を展開しているスマートデバイス開発の新興企業 Nothing 社が、「CMF by Nothing」と呼ばれる新しいサブブランドの創設を発表しました。
CMF と Nothing はどちらも、デザイン主導、ユーザーファーストの企業理念は共有しており、CMF では Nothing ほど高価ではないにしろ、十分に高品質な体験を提供する製品展開を目指しているといいます。
両者の決定的な違いは製品デザインとなる模様です。CMF では Nothing のようにデザインの革新性に重きを置くのではなく、クリーンなデザインを基本としています。Nothing の製品は奇抜過ぎるので万人受けするとは思えませんが、そこを CMF ブランドでカバーしようと考えているのかもしれません。価格設定についても、誰もが手に取れる良心的なものとなる予定です。
特に中国企業は、製品ラインの方向性やターゲット客層、母体企業名隠しなどの目的でブランドを分ける傾向にありますが、Nothing の創業者である Carl Pie 氏が語ったところだと、CMF は製品ラインの方向性の違いを理由に作られたと考えられます。
Pei 氏はまた、最初の CMF 製品は今年後半に登場し、第一弾はスマートウォッチとイヤホンになるとも述べています。
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