XGIMI、IMAX Enhanced対応の4Kスマートプロジェクター「Horizon Max」を発表

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これまでに数々の Android TV スマートプロジェクターを開発してきた XGIMI が Google TV を搭載し、スマートプロジェクターとしては世界初の IMAX Enhanced 認定を取得した新しい 4K 高性能モデル「Horizon Max」を CES 2024 の開催に合わせて発表しました。

Horizon Max はトリプルレーザー光源を使用し 4K 映像を最大 3,000 ルーメンの明るさでスクリーンに投射できる据え置き型のハイエンドモデル。これまでの XGIMI プロジェクターは全て Android TV を搭載していましたが、それが Google TV に変更され、システムも近代化されています。

やはり目玉は IMAX Enhanced 認証を取得した点でしょう。IMAX Enhanced とは、映画館での視聴体験を家庭内で再現することを目的に IMAX と DTS によって共同開発された認証プログラムのこと。Horizon Max は自宅で IMAX シアターを再現することができます。

この認証プログラムには、映像サイズ、色、明るさ、音に関して要件が定められており、IMAX Enhanced に対応することは、1.9:1 という左右に広がる HDR の鮮やかな映像を DTS のサラウンドサウンド付きで視聴できることを意味します。実際には Disney+ や Amazon Prime Video などの一部のコンテンツを映画館さながらの迫力ある映像と音響で楽しむことができます。

Horizon Max はまた、ISA 5.0 と Dual Light 2.0 という更新されたスマート技術も導入されており、これらは今年以降に発売される他のモデルにも搭載される予定です。

ISA 5.0 はジンバルと 3D ToF センサーを用いてシステムが最適な投射位置を自動で検出する機能です。位置ごとにプロジェクターの設定を保存し再現できます。例えば、ゲームを止めて映画鑑賞のためにプロジェクター野向きを変えると映画用の設定に切り替わり再設定の手間が省けます。向きだけでなく部屋を移動した場合にも自動切替は動作します。

一方、Dual Light 2.0 は、2 つの光源を使用して特に明るい場所での映像画質を向上させる技術です。トリプルレーザーが映像を投射し 2 つ目の蛍光体ライトが欠損部分の明るさを補完し、これにより、Horizon Max は 3,000 ルーメンの輝度とネイティブ 2,000:1 のコントラスト比を実現しています。

Horizon Max の発売時期は不明ですが、今年後半と予想されています。実際に購入できるのはまだ先のことになりそうです。

Source : XGIMI

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