ドコモは 8 月 3 日、京セラ製の高耐久スマートフォン「DuraForce EX KY-51D」を 2024 年 1 月下旬に発売すると発表しました。突如として発表された DuraForce EX は、京セラが 2014 年より北米市場で展開している現場仕事向けの高耐久スマホ “DuraForce” シリーズの最新版。オールジャパン体制の下で開発された Japan Made の Android スマホで、このたび、北米で人気の高耐久スマホブランドが逆輸入されることになりました。
DuraForce EX は全てのドコモ取扱店で販売される機種なので個人でも購入できますが、現場仕事に従事している方の業務効率アップをコンセプトにした機種ということで、想定される主な購入者は法人になると思われます。しかし、最近では個人で配送業を営む方も増えており、そのような方が仕事用に購入するのもアリかもしれません。
DuraForce EX は 5.8 インチ画面の小型エントリーモデルです。スペック的に魅力度は低いものの、衝撃に強い強靭なボディを持ち、業務に適したハードウェア・ソフトウェアを搭載するなど、仕事用に高耐久スマホを求めている方には強くおすすめできる一台です。
DuraForce EX のボディは、バンパーやリム構造、ドラゴントレイルの強化ガラスパネルを用いた落下衝撃に強い外装設計となっており、21 項目の MIL 規格テストをクリアするほどの優れたタフネス性能を誇ります。ただその分、サイズは 163 x 77 x 13.8mm / 248g と大きめです。
DuraForce EX の特徴的な機能が電源を切らずにバッテリーを交換できるホットスワップバッテリー設計です。バッテリー自体も 4,270mAh もあり、5.8 インチスマホにしては超大容量だと言えます。
OS は最新の Android 13 を搭載。バーコードの連続スキャンや複数同時スキャン、システムとのデータ連携をサポートした業務用スキャナーアプリが含まれるのも DuraForce EX の特徴の一つです。また、本体側面に 2 つのカスタムボタンを備えており、設定しだいでは特定のアプリをボタン一発で起動したり、着信に応答することもできます。このボタンは手袋を着用した状態でも押せる仕様です。他の機能としては、おサイフケータイ(Felica)、FM ラジオ、Nano SIM + eSIM のデュアル SIM もサポートしています。
スペックは上記の他、MediaTek Dimensity 700 プロセッサ、4GB RAM、64GB ストレージ、背面に 16MP カメラ、前面に 8MP カメラを搭載し、Wi-Fi ac や Bluetooth 5.3 をサポートしています。
Source : ドコモ