6 月 20 日、国内で初となる Pixel ブランドの Android タブレット「Pixel Tablet」が発売されました。Pixel Tablet は Google 公式の Google ストアの他、Amazon.co.jp やヨドバシカメラなど、様々なチャンネルで販売されています。価格は 79,800 円~。商品パッケージには専用スピーカードック「充電スピーカーホルダー」が同梱します。
Pixel ブランドの Android タブレットは 2016 年に海外の一部国で発売された Pixel C が初代となることから、今回の Pixel Tablet は約 8 年ぶりに発売される第 2 弾モデルとなります。
Pixel Tablet の特徴は商品パッケージにタブレットをスマートディスプレイ化する「充電スピーカーホルダー」が同梱し、単体の Android タブレットとしてだけでなく、Nest Hub のようなスマートディスプレイとしても機能する点です。
タブレット単体としては、11 インチ 2K ディスプレイや Pixel 7 シリーズに採用された Google Tensor G2 プロセッサ、Pixel 仕様の Android 13 を搭載するなどと、高性能なハードウェアと最先端の Android OS を搭載しており、単体で見ても非常に魅力的な一台です。
Pixel Tablet が他と大きく異なるのは冒頭で説明したスマートディスプレイ代わりになる点で、それを実現する為に Google は Pixel Tablet に、「Hub モード」と呼ばれる新機能を導入しました。
Hub モードとは、Pixel Tablet を充電スピーカーホルダーにドッキングした際に有効となるスマートディスプレイ機能。Google アシスタントによるハンズフリー操作を有効にし、Google Home アプリとペアリングしたスマートホームデバイスが操作しやすい画面表示なります。また、デジタルフォトフレーム機能をサポートしており、スタンバイ時には Google フォトに保存した写真のスライドショーを流したり、さらに、Nest Hub と同様に Chromecast レシーバーとしても機能するので、映画鑑賞用の 小型 Google TV としても利用できます。
付属の充電スピーカーホルダーも実用的な設計ということで評価が高いです。Pixle Tablet を磁力で固定しますが、その磁力は意外と強く、軽く手が触れただけでは微動だにしません。
Pixel Tablet はまた、USI 2.0 に準拠したアクティブスタイラスをサポートしており、タブレットはデジタルノートやイラスト制作の用途にも役立ちます。
Pixel Tablet の詳細スペックは次の通り。
OS : Android 13
寸法 : 258 x 169 x 8.1mm 292g
画面 : 10.95 インチ 2,560 × 1,600 16:10 LCD 500nits USI 2.0 スタイラス対応
CPU : Tensor G2
メモリ : 8GB LPDDR5
ストレージ : 128GB 256GB UFS 3.1
背面カメラ : 8MP 1.12μm F2.0 固定フォーカス
前面カメラ : 8MP 1.12μm F2.0 固定フォーカス
バッテリー : 7,300mAh
通信 : Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
カラー : Porcelain、Hazel
その他 : スピーカーx4 指紋リーダー内蔵電源ボタン、カメラ・マイクの ON / OFF スイッチ
