ソニー Xperia 1 V SIMフリーモデル(XQ-DQ44)が販売開始

製品情報

ソニーは、新開発のイメージセンサー「Exmor T」をスマホで初めて搭載した Xperia スマートフォン 2023 年フラッグシップモデル「Xperia 1 V」の SIM フリー版(XQ-DQ44)を発売しました。価格は 194,700 円です。

Xperia 1 V は、シネマスコープ 21:9 の 6.5 インチ 4K OLED ディスプレイや Qualcomm 最新の Snapdragon 8 Gen2 プロセッサ、16 ~ 125mm までの幅広い焦点距離をカバーするトリプルカメラを備えるなど、スマホの主要な部分が最先端のスペックで非常に魅力的な一台です。

特徴は冒頭でも紹介した Exmor T の搭載です。Exmor T とは、ソニーの新世代イメージセンサーで、既存のイメージセンサーでは同層に配置していた受光ダイオードとトランジスタを 2 層に分離し、受光面にはダイオードのみを配置することで、ダイオードの受光面積が大幅に拡大する他、結晶ライン間の信号干渉も低下する結果、暗所でのノイズが少なくディテール再現性の高い写真や動画を撮影できるようになります。

リアカメラのスペックは次の通り。

(メイン) 12MP 1/1.35 型 Exmor T 2.24μm F1.9 24mm
(超広角) 12MP 1/2.5 型 Exmor RS 1.4μm F2.2 16mm
(望遠) 12MP 1/3.5 型 Exmor RS 1.0μm F2.2 ~ F2.8 ZEISS T* 85 ~ 125mm
(フロント) 12MP F2.0

Exmor T はメインカメラにだけ使用されており、他のサブカメラは従来の Exmor RS です。

カメラの機能面ではソニー α シリーズや VLOGCAM の機能が一部移植されたことで撮影の幅が広がりました。

代表的なものとしては、α シリーズのミラーレスカメラで人気の高いピクチャープロファイル S-Cinetone のモバイル版が追加され、カラーグレーディング無しでもシネマティックな映像表現が可能になり、AI を活用した AF 性能も向上し、より遠くの被写体にも正確にピントが合うように改良されました。さらに、AE 追従で秒間 30 コマの連写にも対応し、ソニー α シリーズに近い撮影体験が可能です。動画は最大 4K 120fps、4K HDR 動画を撮影できます。

VLOGCAM の特徴的な「商品レビューモード」が Xperia 1 V にも実装され、商品レビュー時に人物ではなく手間の商品に優先してピントを合わせながら動画を撮影することもできます。ライブ配信中の声の音質を向上させることを目的にリアカメラ付近に収録用マイクが追加されました。

Xperia 1 V ではカメラ以外にも、ライブ配信、ゲーム、バッテリー性能、放熱設計など、スマホの主要な要素も改良されています。

スマホの外観は Xperia 1 IV を踏襲していますが、新作では独自開発のテクスチャーを施したフロスト強化ガラス(ゴリラガラス Victus)を背面に使用したことで、ガラスパネルの上質さを損なうことなく優れたグリップ性能を発揮するように改良されました。

Xperia 1 V は動画撮影やゲームアプリに優れた能力を発揮しますが、そうした高負荷のタスクに伴う熱を軽減する工夫も施されています。熱拡散シートの体積を従来比 60% 拡大し、温度管理システムの改良により、長時間の動画撮影やゲームプレイが可能です。

SIM フリーモデルは 16GB RAM + 512GB ストレージというメモリ構成を採用しており、キャリアモデルよりもスペックは豪華です。もちろん、おサイフケータイにも対応しています。

その他のスペックは以下の通りです。

OS : Android 13
サイズ : 165 x 71 x 8.3mm 187g IP68
ディスプレイ : 6.5″ OLED 4K 3,840 x 1,622 120Hz HDR
CPU : Snapdragon 8 Gen2
メモリ : 16GB LPDDR5X
ストレージ : 512GB UFS 4.0、Micro S最大 1TB)
バッテリー : 5,000mAh、急速充電、ワイヤレス充電
通信 : Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、NFC,FeliCa
カラバリ : ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン
その他 : Nano SIM + eSIM(デュアル SIM 対応)、指紋リーダー、3.5mm オーディオジャック

Source : ソニー

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