スマートフォンのコード決済アプリはコンビニやスーパーなどのリアル店舗での買い物時にキャッシュレスで支払えてとても便利です。スマホユーザーの多くが何らかのコード決済アプリをお財布代わりに使用していると思いますが、実は、クレジットカードをメインの支払い元とし、複数のクレジットカードを切り替えられるアプリは意外と少なく、クレジットカードで日々の買い物を済ませている方にとってはまだまだ不便な状況です。その中でも楽天ペイメントが提供している「楽天ペイ」は、主要ブランドのクレジットカードを支払い元に設定してコード決済できるので、目的や用途に合わせて複数のクレジットカードを賢く使い分けている方にはおすすめできるコード決済アプリだと言えます。
調べたところでは、クレジットカードによる残高チャージまたは直接支払いに対応したコード決済アプリは、楽天ペイ、d 払い、PayPay、au Pay、LINE Pay、メルペイなどがありますが、この中でも楽天ペイは使い勝手の面や制限の少なさで他のアプリより優れています。
そもそも現在のコード決済アプリは、銀行口座、コンビニレジ・ATM、アプリ提供元独自の後払いサービスやクレジットカードをチャージや支払いの主軸に置いており、一般のクレジットカードは予備的な対応に留まっています。自社発行以外のクレジットカードへの対応がおろそかな理由は、おそらくアプリの提供元にとってメリットが殆どないからだと思います。それは楽天ペイも同じで、楽天ペイの場合も楽天ポイントが付与されるのは楽天カードのみだったりと、楽天カードとそれ以外のカードで差が付けられています。それでも楽天ペイは殆ど全てのクレジットカードを分け隔てなく支払い元に設定できるので、クレジットカードのコード化という大きな目的は十分果たしてくれます。
楽天ペイは、VISA、MasterCard、JCB、アメックス、ダイナーズクラブの主要 5 ブランドに対応しており、しかも、楽天 ID に複数のクレジットカードを登録しておくとほぼワンタッチでカードを切り替えられます。楽天ペイ以外のアプリもクレジットカードを使用できますが、楽天ペイほどカードの切り替えが簡単で、登録可能なカードの種類にも制限がないコード決済アプリはありません。
例えば、PayPay はクレジットカードを使用できますが、PayPay カードを除いて支払い元に設定できるのは残高や後払いが利用できない場合の予備の決済手段としてだけです。また、au PAY や LINE Pay に関しては登録可能なクレジットカードが一部に限定されていたりします。
もともと楽天ペイは楽天カードをコード化する目的でリリースされた経緯もあり、クレジットカードのコード化には強く、楽天カードはもちろん、楽天 ID に登録可能で 3D セキュア認証に対応したカードなら殆ど利用可能です。
楽天ペイのアプリ上では、現在支払い元に設定されているカード名をタップすると楽天 ID に登録されたカードが一覧表示され、使用したいカードをタップするだけで支払い元カードに設定できます。
カードのコード化は、通常のクレジットカードやデビットカードはもちろん、Kyash やバンドルカードなどのバーチャルカード方式のプリペイドカードにも対応しているので、本来はオンライン決済用のバーチャルカードをリアル店舗での支払い元に活用したい場合にも楽天ペイは便利です。