Amazon や Aliexpress などの EC サイトでよく目にする Teclast タブレットは安価な中華タブレットの一つですが、そのわりにそこそこ品質が高く、ブランドやスペックに拘らない方にはおすすめできる中華タブレットの筆頭です。しかし、安価なタブレットということでマイナスな点もそれなりに存在し、その一つにバッテリー持ちの悪さが挙げられます。今回の記事では Teclast タブレットで無駄な待機電力をカットし、一回の充電でより長い時間使えるようにするタブレットの設定を紹介します。
Teclast タブレットには一般の Android デバイスにはない「スケジュール電源オン / オフ」機能が備わっており、タブレットの起動・シャットダウンを自動化できます。今回のTips はこの機能を活用してタブレットを使用していない時間帯は電源を自動的に切ってバッテリーの消費を減らす方法となります。
設定は、タブレットの設定メニューを開き、「Scheduled power on/off」に進み行います。
設定操作は簡単です。「Power on」を ON にすると、起動する時刻を設定できます。また、「Power off」を ON にすると、シャットダウンする時刻を設定できます。例えば、夜 11 時に電源を切り、翌朝 8 時に自動的に電源を入れる設定をしたければ、Power on time を午前 8 時に、Power off time を午後 11 時に設定します。
また、Power off だけを ON にして停止時刻を設定すれば、シャットダウンは自動化して起動は手動で行うという運用も可能です。
バッテリーの減り方はタブレットの使用時間や使用頻度に左右されますが、自動化していないときの低下量は 20% ~ 30% だったのが、自動化を有効にすると 10% 前後にまで削減できました。効果は非常に高いので、Teclast ユーザーさんは試しに設定してみてはいかがでしょうか。