Google は 1 月 30 日(米国時間)、Pixel スマートフォンユーザーにおけるパスキーへのアップグレードを支援することを目的に様々な大企業との提携を開始したことを発表しました。提携企業の中には、Adobe、任天堂、マネーフォワード、PayPal、Uber、Yahoo! Japan が名を連ねており、TikTok も近々このリストに加わる予定です。
パスキーは従来のパスワードに代わって指紋認証や顔認証、PIN などの別の手軽で安全な手段を用いてサイトやアプリにログインできる認証技術で、2022 年後半より導入が始まり、Google サービスへのログインはもちろん、Yahoo! Japan や楽天、ドコモなどの大手も積極的にパスキーを導入しています。
今までパスキーを作成するには各サイトを個別に訪れパスキーの作成先を探す必要がありましたが、今回の提携企業のサイトであれば Google パスワードマネージャーから簡単にパスキー作成ページにアクセスできるようになります。
Pixel スマホでパスワードマネージャーを開く最も簡単な方法はアプリドロワーで検索することです。上部の検索バーに「Pass」と打ち込めば候補表示されます。
パスワードマネージャーを開くとトップ画面に「ログインをシンプルに・・・」というメッセージが表示され、保存したパスワードの中からパスキーにアップグレード可能なサイトへのリンクがまとめて表示されます。アクセスした先で再度ログインを行うとパスキーが作成され、以降のサイト利用時にはパスワードの代わりにスマホの画面ロックでログインすることができます。
Source : Google