Googleサービスへのデフォルトのログイン方法がパスキーに変更

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2023 年 10 月 10 日、Google は Google サービスへのデフォルトのログイン方法を従来のパスワードからパスキー(Passkey)に変更すると発表しました。パスキーのデフォルト化は全ての個人アカウントを対象に段階的に展開されます。

パスキーはパスワードレス認証の業界標準規格です。パスキーの実体はパスワードに代わる暗号化された識別情報で、これをサーバとの間でやり取りし、ユーザーはスマホの画面ロックに設定した指紋認証・顔認証・PIN を用いて本人確認すればログインできる仕組みとなっています。Android でのパスキーの設定方法は次の記事で解説しています。

AndroidスマホでGoogleアカウントのパスキー認証を有効にする方法
Android ユーザーの皆さんは、Google アカウントの「パスキー認証」を有効にしていますか? パスキー認証を利用すると、PC やサードパーティアプリからパスワードレスで Google アカウン...

Android スマホの場合、Google アカウントへの初回ログイン時にパスキーは自動生成されますが、これまでパスキーによるログインを利用するには Google アカウントの管理サイト上で個別に有効化する必要がありました。

しかし、10 月 10 日以降のログインではパスキーの作成と使用を確認するプロンプトが表示されるようになっており、そこでパスキーの使用を選択すればパスキーによるログインを有効化され、ログイン認証もパスキー方式となります。

従来のパスワードによるログイン方法も引き続き提供されます。パスワードでログインする際はログインページの「その他のオプション」を開きパスワード方式を選択すれば良いですし、パスキーのデフォルト設定を無効にしたいときは Google アカウントの管理サイトで「可能な限りパスワードをスキップする」を oFF にすれば以前の方式に戻せます。

一つ注意すべき点は、必ずしもパスキー認証が行われるわけではないことです。アプリによってはパスワードを要求されることもあり、その際は「その他のオプション」からパスキー認証を選択します。

Source : Google

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