Google Pixel 8 シリーズ限定「編集マジック」の使い方を活用例と共に紹介

HOW TO

Pixel 8、Pixel 8 Pro のユーザーさんは現在このスマホ限定の AI 画像編集ツール「編集マジック」を有効に活用しているでしょうか? 画像編集というと少しハードルを感じるかもしれませんが、写真撮影でありがちな失敗を上手くリカバリーできる強力な武器となるので、この機会に使い方を学習してみてはいかがでしょうか。

編集マジックとは、写真の中の人やモノを移動・拡大 / 縮小・削除したり、背景を差し替えることのできる生成 AI 機能で、次に紹介する 4 通りのシナリオにおいて優れた能力を発揮します。

写真の見栄えを良くする

モトクロスレースにおいてジャンプしたライダーが今にも着地しようとしているシーンですが、編集マジックを利用してライダーの位置を少し上に移動させると、アクションがより派手に見え見栄えが改善されます。悪く言えば捏造写真ですが、これも生成 AI の実力です。

構図を調整する

モーターショーで撮影したモデルと車両の写真です。モデルさんの位置が悪く車両とのバランスが少し悪く見えますが、ここで編集マジックを使用して人の位置を左に動かすとバランスが改善され多少マシな見栄えになります。

背景を差し替える

室内で撮影した普通の自撮り写真でも編集マジックで背景を差し替えれば映える写真になりますし、プロフィール画像にも活用できます。

被写体サイズを調整する

被写体が大き過ぎる / 小さ過ぎるなら編集マジックで拡大 / 縮小するとサイズを適正化できます。ただ、小さい被写体は拡大しても画質が劣化するだけなので、拡大操作にはあまりお勧めしません。逆に、大きい被写体は縮小したとしても画質劣化しないので、編集マジックによるサイズ変更は主にサイズダウンしたいときに使用をお勧めします。

編集マジックの使い方

上記のメリットを踏まえた上で編集マジックの使い方を説明します。

まず、Google フォトのプレビューから編集モードに進み、画面左の編集マジックアイコンをタップします。

次に、編集したい被写体をタッチや指で囲って選択し、それを長押しすると編集を実行できます。ドラッグすると移動し、2 本指でピンチ操作すると拡大 / 縮小し、画面下部の「削除」をタップすると消えます。編集作業が完了したら右下のチェックマークをタップし AI に補正後の画像を生成させます。

上のスクショのように人物を移動すると元あった場所に空きスペースが生じますが、このとき Google フォトは周囲に溶け込む背景を自動生成し、次の画面に生成結果の候補を表示します。候補はデフォルト 4 枚提示されますが、右にスワイプしてさらに生成させることもできます。結果に満足したら画面右下の「完了」ボタンをタップして結果を保存します。

被写体ではなく背景を選択したいときは背景部分をタップします。背景の写り方によっては一度に全体を選択できない場合もあり、その場合は数回に分けて背景部分をタップします。

背景の選択が完了したら画面下の「削除」をタップすると、現在の背景の代わりに新しい背景が生成されます。被写体の編集時と同様に 4 枚の候補が表示され、画面右下のチェックマークをタップすると保存されます。

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