GoogleマップのAndroid版にトンネル内での現在地ロストを防ぐBluetoothビーコン連携機能が追加

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Google マップの Android アプリに「Bluetooth トンネルビーコン」と呼ばれるナビゲーション用の新しいオプション機能が導入されました。

アプリの説明によれば、このオプションを有効にすると、トンネルに設置された Bluetooth ビーコンからの信号をスマホがキャッチし、トンネル内での位置情報の精度が向上します。

トンネルや地下では GPS の電波がほぼ届かずナビ画面で自分の位置を特定できないことが殆どですが、新オプションを有効にすると、もし Bluetooth ビーコンが設置された場所ならこの問題を解決できるかもしれません。

設定はデフォルト OFF です。Google マップの設定からナビ設定に進み、単純にトグルスイッチを ON に切り替えると有効になります。

Bluetooth ビーコンに関するオプションは昨年より一部のアプリユーザーで確認されています。既に目にしているというユーザーは多いと思いますが、最近になってより多くのアプリユーザーへと展開されています。

しかし、実際にどこに Bluetooth ビーコンが設置されているのかや、日本でも利用できるのかがきになります。

Bluetooth ビーコンとの連携は Google 傘下の Waze が「Waze Beacon プログラム」を展開しており、そのヘルプページによると、ニューヨーク市、シカゴ、パリ、リオデジャネイロ、オスロ、メキシコシティ、ブリュッセル、シドニー、ボストンには導入されていますが、日本の都市への言及はなく、少なくとも Waze Beacon に関しては利用できない可能性があります。他の Bluetooth ビーコンとも連携可能なのかどうかは不明なので、国内ではオプションを有効にしても意味はないかもしれません。

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