TCL、NxtPaper 3.0技術を採用したAndroid 14タブレット「NxtPaper 14 Pro」と「Tab 10 NxtPaper 5G」を発表

製品情報

中国の大手家電メーカー TCL が最新の NxtPaper 3.0 技術を採用した Android タブレット「NxtPaper 14 Pro」および「TCL Tab 10 NxtPaper 5G」を CES 2024 の開催に合わせて発表しました。どちらも最新の Android 14 を搭載した性能も少し高めなタブレットで、通常のフルカラー表示はもちろん、電子書籍リーダーとしても紙の質感を持つデジタルノートとしても利用できる 1 台 3 役をこなす優れものです。

NxtPaper とは、Kindle に見られる電子ペーパーディスプレイと一般的な液晶ディスプレイを組み合わせたハイブリッド型のディスプレイ技術で、ユーザーに両方の長所を提供できるように設計されています。

電子ペーパーは反射型なのでブルーライトの放出がなく、そのため、目に優しく明るい太陽光の下でも優れた視認性で快適に操作できます。電子ペーパーはモノクロ表示が基本ですが、NxtPaper は液晶ディスプレイでもあるのでフルカラー表示も可能。普通の Android タブレットとして動作し、画面の表示モードをモノクロ、マンガに最適な減色、フルカラーの中から切り替える仕組みとなっています。

新型タブレットと共に発表された最新の NxtPaper 3.0 技術では、人間の視覚特性に合わせて画質が調整され、目への負担をさらに軽減するいくつかの対策も施されています。

具体的には、自然光の発光や反射、屈折などをシミュレートする円偏光フィルター(CPL)フィルターが追加され、色再現性が向上し、一方ではブルーライトが減少しています。また、RGB センサーを活用して時間帯や周囲の明るさに応じて AI がディスプレイの色温度を最適化するアルゴリズム、最大 120Hz の高い画面リフレッシュレートのサポート、PWM 調光よりも目に優しい DC 調光を採用したことで、光の強さや画面のちらつきによる目への負担を軽減させています。

NxtPaper 14 Pro は 14 インチの大画面モデルで、本体上にモノクロ、減色、フルカラーと表示を切り替える専用ボタンが追加されています.

ディスプレイの解像度は 2,880 x 1,800px と高精細で、さらに 120Hz のリフレッシュレートをサポート。画面輝度は 700nits に向上しています。

また、Dimensity 8020 オクタコアチップ、12GB RAM + 256GB ストレージ、12,000mAh バッテリーを搭載しており、最大 33W の急速充電にも対応しています。

Tab 10 NxtPaper 5G は 5G 接続をサポートしたより小型な 10.4 インチタブレットで、ディスプレイの解像度は 2,560 x 1,440px と高く、ピーク輝度は 700nits にも達します。また、ブランド不明のオクタコアプロセッサ、6GB RAM + 128GB ストレージ、6,000mAh バッテリーを搭載しています。

どちらも 2024 年春に発売されますが、発売国や価格など発売に関する詳細は公表されていません。

Source : TCL

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