ASUS ROG Phone 8シリーズが正式発表、スマホのデザインが刷新されカメラもパワーアップ

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ASUS は 1 月 8 日、ゲーミングスマホの新モデルとなる「ROG Phone 8」および「ROG Phone 8 Pro」を正式に発表しました。ASUS は今作でゲーミングスマホの在り方を再考し、コアなゲーマーのみならず、ライトにゲームを楽しみたい一般のユーザー層にも受け入れられるよう、純粋なゲームパフォーマンスは維持しつつ、本体はより軽くスリムになり、スマートフォンの基本性能も大幅に向上させています。

ROG Phone 8 シリーズは、Qualcomm 最新の Snapdragon 8 Gen 3 チップを搭載した高性能スマホ。どちらも ピーク輝度 2,500nits、165GHz 駆動の 6.78 インチディスプレイを搭載し、ROG Phone シリーズとしては初めてワイヤレス充電と IP68 レベルの防塵・防水に対応しました。

ROG Phone 8 Pro に関しては、最大 24GB RAM + 1TB オプションが存在し、スマホの背面には「AniMe Vision」と呼ばれる 341 個のプログラム可能なミニ LED で構成された表示パネルが埋め込まれており、必要に応じてプリセットまたは自分で作成したアニメーションを表示させることができます。

コンセプトの刷新によりスマホのデザインも大きく変わりました。まず目に付くのはパンチホール型ディスプレイを採用した点です。前作は上部のベゼルにフロントカメラが搭載されていたので上部ベゼルは少し厚みがありましたが、ROG Phone 8 ではそれがなくなりベゼルが細くなりました。フロントカメラによってゲーム映像の一部が隠れてしまいますが、カメラ部分を避けるためにゲーム映像を縮小表示できる機能も備わっています。

また、IP68 に対応した影響で Pro モデルでは背面の冷却窓が廃止されています。しかし、ROG Phone 8 の内部にはバックカバー付近に新しい熱拡散導体が組み込まれたことで、前作から 22% も冷却性能が向上し、AeroActive Cooler X を取り付けるとさらに冷却性能を高めることができます。

ROG Phone 8 のカメラは超広角から光学 3 倍まで前作よりも広い焦点距離をサポートするなど改良されました。カメラは、50MP メイン + 13MP 超広角 + 32MP 3 倍望遠という構成です。6 軸ハイブリッドジンバルスタビライザーにも対応したので写真や動画を安定した状態で撮影できます。

バッテリー容量は前作の 6,000mAh よりも少ない 5,500mAh ですが、65W の急速充電をサポートし、ワイヤレス充電は 15W の電力でバッテリーを充電できます。

他にも、LR ボタンとして動作するエアートリガーや 2 つの USB-C ポート、3.5mm オーディオジャックなど、ROG Phone の特徴は ROG Phone 8 にも引き継がれています。

ROG Phone 8 の価格は 16GB RAM + 256GB ストレージの構成で 1,099 ドル(約 157,000 円)。ROG Phone 8 Pro には AeroActive Cooler が付属し、16GB RAM + 512GB ストレージのモデルが 1,199 ドル(約 172,000 円)、24GB RAM + 1TB モデルが 1,499 ドル(約 215,000 円)となっています。

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