写真から Google ウォレットのパスを作成できるアプリの機能が国内の Android ユーザーでも利用できるようになりました。QR チケット、名刺、SNS の ID、クーポン、ポイントカード、会員証などの “パス” を簡単にデジタル化でき、それら全てを Google ウォレットで管理できます。いよいよ Google ウォレットが真価を発揮するときがやってきました。
Google ウォレットのパスとは、QR コードまたはバーコードを含む情報のことで、それらが写る写真またはスクリーンショットをアプリに取り込むと Google ウォレットのパスとしてデジタル化されます。
冒頭でも述べたように Google ウォレットでは多種多様なパスのデジタル化に対応しており、チケットアプリの電子チケットや Google ウォレットではサポートされていないポイントカード・会員証はもちろん、Wi-Fi アクセスポイントの接続情報や LINE などの ID 情報、名刺情報もパス化でき、Google ウォレットの画面を提示するだけで使用できるようになります。身の回りに QR コードまたはバーコードがあればそれらは全てデジタルパスに変換できます。
パスの作成方法は、Google ウォレットアプリを開き、画面右下の「+」アイコンをタップ。下にスクロールして「写真」を選択します。
スマホのストレージから QR コードまたはバーコードの写った写真かスクリーンショットを選択し、パスの名前と説明（どちらも入力内容に決まりはありません）を入力し、「完了」ボタンをタップします。
作成されたデジタルパスは Google ウォレットのカード一覧に表示され、名前をタップすると QR コードまたはバーコード画面が表示されます。削除するにはパス画面右上の 3 点アイコンをタップして「削除」を選択します。
Google ヘルプの記述によると、Google ウォレットに追加したデジタルパスは Wear OS スマートウォッチにも同期されることになっていますが、現時点で私の Pixel Watch 2 には同期されておらずスマートウォッチでまだパスは利用できませんでした。
