Galaxy S24 UltraのクロックアップされたSnapdragon 8 Gen 3のベンチマークスコアが通常版を大きく上回る

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今月末に発売される Galaxy S24 Ultra には前作と同様にクロックアップされた Snapdragon 8 Gen 3 チップが搭載され、このチップが GeekBench の CPU ベンチマークで通常版 Snapdragon 8 Gen 3 よりも高いスコアを出したことが判明しました。

ベンチマークスコアは SM-S928B という型番を持つ端末の情報で、型番の規則性からこれは Galaxy S24 Ultra だと考えられます。

SM-S928B に搭載されたチップセットは Snapdragon 8 Gen 3 とほぼ同じ CPU コア構成を採用しており、唯一異なる点が最大 3.40GHz で動作することです。通常版は最大 3.30GHz なので約 100MHz ほど動作クロックが引き上げられたことになります。

動作クロックの差はわずかですが、ベンチマークスコアには大きな影響が出ています。スコアは、シングルコアが 2,297 点、マルチコアが 7,104 点でした。

通常の Snapdragon 8 Gen 3 のスコアは、シングルコアが 2,200 点、マルチコアが 6,723 点なので、特にマルチコアのスコアには大きな開きがあると言えます。クロックアップの効果は大きいようです。

サイト掲載情報によると、SM-S928B に搭載されたチップは最大 3.40GHz で動作し、1+3+2+2 という 4 つのクラスタ構成を採用しています。詳細は次の通りです。

・ 2 コア @ 2.27 GHz
・ 2 コア @ 2.96 GHz
・ 3 コア @ 3.15 GHz
・ 1 コア @ 3,40GHz

ベンチマークサイトの情報からは他にも、10.81GB RAM や Android 14 を搭載していることも確認できます。

Source : GeekBench

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