Nubia、18mm/35mm/85mmカメラを持つ「Nubia Z60 Ultra」を正式発表、国内では1月上旬に発売

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Nubia は 12 月 19 日、スマホフォトグラファーが好きそうなユニークなカメラシステムを備える新スマホ「Nubia Z60 Ultra」を正式に発表しました。国内モデルも発表されており、その価格はなんと 99,800 円~と大変リーズナブル。メーカーやブランドを気にしないのであればこれは間違いなく買いでしょう。国内では本日より 12 月 29 日まで予約販売が行われ、2024 年 1 月上旬に発送されます。

Nubia Z60 Ultra は 2024 年に向けての Nubia フラッグシップスマホです。6.8 インチの大型ディスプレイや最新の Snapdragon 8 Gen 3 チップ、そして、18mm / 35mm / 85mm というスマホとしては珍しい焦点距離を採用したトリプルカメラを搭載するなど性能・機能ともにとても充実した一台に仕上がっていますが、筐体サイズは 163.98 x 76.35 x 8.78mm / 246g とかなりヘビー級。

注目すべきはリアのカメラスペックでしょう。良い画質を期待できるのはメインカメラだけでなく、サブカメラも強化されており、どのカメラを用いて撮影しても素晴らしい画質を得られるように工夫されている印象です。

35mm のメインカメラは F1.6 の大口径レンズと 1/1.49 型 50MP センサー(IMX800)で構成されており、35mm という適度に広い画角はスマホで最も多く撮影されるストリートスナップに最適です。

スマホの超広角カメラというと、大抵は 14 ~ 15mm の焦点距離が選択されるので、Nubia Z60 Ultra は画角的には少し狭くなります。しかし、AF と OIS に対応した F1.8 の大口径レンズと比較的大きな 1/1.56 型 50MP を採用しており、メインカメラ並みの画質で写真や動画を撮影できると思われます。ちなみに、18mm を選択したのは大型のイメージセンサーに適合する広角レンズが用意できなかったためと推測されます。

さらに、望遠カメラのレンズは人物ポートレートで定番の 85mm を選択。イメージセンサーには最近流行りの 64MP 1/2 型 OV64B を採用しており、写真を高精細に記録することができます。

ディスプレイは 6.8 インチ 2,480 x 1,116px の AMOLED で、120Hz のリフレッシュレートや DCI-P3 の色域に対応し、ピーク輝度は 1,200nits と平均的。ディスプレイの下には、ディスプレイモジュールと AI センシングユニットを組み合わせた 16MP のアンダーディスプレイカメラや指紋リーダーが備わっています。

OS はAndroid 14 ベースの MyOS 14 をプリインストール。また、Snapdragon 8 Gen 3 チップは最大 16GB の LPDDR5X RAM と最大 512GB の UFS 4.0 ストレージが組み合わされています。

バッテリー容量は 6,000mAh と大きく、80W の急速充電をサポート。ステレオスピーカーは DTS-HD サラウンドに対応しています。

国内版 Nubia Z60 Ultra のバリエーションは 8GB + 128GB、12GB + 256GB、16GB + 512 の 3 モデルで、カラバリはブラックとシルバーの 2 色となっています。

Nubia Z60 Ultra はコスパの高いハイエンドスマホですが、一つ気になることがあります。それは、国内に投入される Nubia Z60 Ultra はグローバルモデルをそのまま持ってきたことです。おそらく FeliCa はサポートしていないでしょうし、公式サイトによると、技適マークも未取得とのこと。法令遵守の面で少し懸念が残る一台です。

Source : Nubia

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