Meta は 12 月 6 日、チャットアプリ「Facebook Messenger」においてエンドツーエンド（E2E）暗号化のデフォルト化を含む数々の新機能の導入を発表しました。
E2E 暗号化は遡ること 2016 年より実装が始まり、これまでは秘密の会話やグループチャットなど特定の会話のオプション機能として提供されていましたが、今回のデフォルト化により、個人間のテキストメッセージと音声通話はデフォルトで暗号化されます。
E2E 暗号化によりプラットフォーム上でメッセージをやり取りするユーザーの個人情報が保護され安全性が高まります。暗号化されたメッセージや音声データはたとえ Meta であっても解読することはできませんが、唯一の例外として、Meta に不正行為を報告した場合にのみ Meta は該当のメッセージにアクセスできます。
E2E 暗号化のデフォルト化以外では、送信後 15 分以内であればメッセージを修正できる編集機能、最大 24 時間後に消失するメッセージ機能、開封通知の送信をユーザー側で制御できる機能、音声メッセージの再生速度の調節やバックグラウンド再生機能、高画質での写真や動画の共有なども新たに導入されています。
Source : Meta
