Pixelスマホを修理に出すときに便利な「修理モード」の使い方を紹介

HOW TO

12 月の PIxel Feature Drop で新たに導入された「修理モード」がどのような機能なのかを実機写真やスクリーンショットを交えて解説します。

修理モードとは、スマホを初期化することなく外見上は初期状態の Android 環境を再現する機能です。既存の「複数ユーザー」のような機能だと思って差し支えありません。

スマホの故障時や部品交換で修理に出したり、何らかのサポートを受けるために一時的にスマホが手元を離れることがありますが、修理モードはこうしたケースでスマホを初期化することなく個人データを保護でき、サポート側も個人データの初期化や漏洩を心配することなくスマホの動作チェックが行なえる大変便利な機能となっています。少なくとも Pixel の公式サポートは修理モードでの修理に応じるのではないでしょうか。

修理モードへの切り替えは簡単です。まず、Android の設定メニューを開き「システム」 → 「修理モード」に進みます。次に、「修理モードを開始」ボタンをタップして、スマホに設定された画面ロック用 PIN を入力して次に進むとスマホが再起動し、修理モードが立ち上がります。

修理モード中の Pixel スマホはほぼ初期状態の Android で、保存された全てのユーザーデータにもアクセスできません。また、Google Play ストアが表示されないなどプリインアプリも絞られます。

通常の複数ユーザーと違うのはテスト用の「Diagnostics Tool」が有効になり修理後の動作テストを簡単に実行できることです。また、ネットワーク設定は殆ど初期化されますが、SIM や eSIM の設定は初期化されないので通話や通信は引き続き可能です。

修理モードを解除するには、修理モード中の設定メニューを開き「System」 → 「Repair mode」に進み、「Exit Repair mode」ボタンをタップして PIN 認証すると解除され元の状態に戻ります。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました