こちらの記事で紹介したように、Android 14 にはバッテリーの充電サイクルを記録し表示する機能がシステムに備わっており、本来であればシステム設定の「デバイス情報」 → 「バッテリーの状態」でサイクル回数を確認できるはずなのですが、ファームウェアの状態によってはメニューそのものが表示されないことがあります。でも安心してください。システム設定メニューに表示されない場合でも充電サイクルを確認する方法は他にもあります。
充電サイクルとは、一回の満充電で 1 サイクルというように充電回数に応じて増えるカウンターを指します。リチウム 2 次電池にとって充電サイクルはバッテリー劣化度合いを調べるのに重要な指標となっており、充電サイクルによってバッテリーの状態やスマホがどれだけ使われたのかを把握することができます。
Android 14 デバイスで充電サイクルを確認するには、通常、設定メニューの「デバイス情報」 → 「バッテリーの状態」を開きますが、そもそもこのメニューが表示されないときは別のアプリに頼る必要があります。
充電サイクルの表示に対応したアプリで代表的なのが緑のアイコンでお馴染みの「DevCheck」です。筆者もこれを愛用しています。
URL : https://play.google.com/store/apps/details?id=flar2.devcheck
アプリを起動して「バッテリー」タブを開くと、下の方に「充電周期」というセクションがあります。ここに表示される数字 が充電サイクルで、これは、Android の設定メニューに表示される値と同じです。
このタブにはまた、満充電時の電圧に基づくバッテリーの健康状態も表示されるので、例えば、スマホを中古に出す際の状態チェックにも活用できます。