Google は 9 月 13 日、自動車用の Android OS である「Android Automotive」の機能拡充を発表、新たに、Amazon Prime Video、Vivaldi（Web ブラウザ）、Weather Channel のアプリが Android Automotive 上で使用できるようになりました。
Android Automotive は “Google Built-in” とも呼ばれていますが、これはスマホベースの Android Auto とは全く異なるシステムです。Android Auto はスマホアプリを車載ディスプレイに投影するシステムですが、Android Automotive は自動車にインストールされており、車載ディスプレイ上で Android アプリを直接実行できます。現在は、外車を中心に採用が進んでいます。
つい最近、Android Automotive は YouTube アプリをサポートし、駐車中・停車中の待ち時間に YouTube 動画を楽しめるようになりましたが、Amazon Prime Video の追加サポートによって視聴できるコンテンツの幅が広がり、カーライフがより充実したものになります。特に車中泊では大変重宝しそうです。
現在、Prime Video は、ポールスター、ルノー、ボルボの一部車種で利用でき、対応車種は今後拡大される予定となっています。
また、Vivaldi の対応によって車載ディスプレイでの Web 閲覧が可能になり、情報収集しやすくなるのはもちろんですが、Web ベースのサービスを利用して音楽や動画などのマルチメディアも利用しやすくなり、これは Android Automotive の利便性を大きく向上させるものとなります。
Weather Channnel は世界的に有名な天気アプリです。スマホやタブレットでお馴染みの天気情報を車載ディスプレイ上でも確認できるようになります。
Source : Google
