Motorola は、国内で今年 6 月に発売された「moto g53」のアップグレードモデルとなる「Moto G54」を中国やインドで発表しました。moto g53 の発売からまだそれほど経過していないので、Moto G54 が国内投入される可能性は低そうです。
前作と比較して Moto G54 は、ディスプレイ画質、スマホの性能、カメラスペック、バッテリー容量など全体的に強化されています。中国版の価格は 1,099 元（約 22,000 円）~と案外安く、もし国内投入されるとすれば価格は 3 万円前後でしょうか。moto g53 と殆ど差はないと予想できます。
ディスプレイは 6.5 インチ FHD+ 120Hz IPS LCD で、前作から解像度が上がっています。また、Moto G54 には MediaTek の新しい 6nm プロセッサ Dimensity 7020 が搭載されており、Snapdragon 480+ を搭載した Moto G54 よりも高い性能を発揮します。バッテリー容量は 6,000mAh と大幅に増加しており、さらに性能の高い 33W の急速充電にも対応しました（中国版は 5,000mAh）。
スマホの外観は Motorola 伝統の無骨なデザインとなっており、本体の厚さは 8.89 mm、重さは 192g。6,000mAh バッテリーを積んだ 6.5 インチスマホにしてはそこそこ軽量です。スマホの耐久性は IP52 の防塵・防滴のみ。
リアカメラは、OIS 対応の F1.8 レンズとクアッドピクセル対応の 50MP センサーを組み合わせた広角カメラをメインに採用し、AF 対応でマクロ撮影も可能な 8MP 超広角（118 度）カメラのデュアル構成です。動画は 1080p 60fps までのサイズで撮影できます。前面には 16MP カメラが搭載されています。
OS は Android 13 で、Motorola は Moto G54 に対して Android 14 へのアップグレードと 3 年間のセキュリティアップデートの提供を保証しています。
上記の他、最大 12GB RAM、最大 256GB ストレージ、Dolby Atmos 対応のステレオスピーカー、指紋リーダーなども搭載しており、Wi-Fi ac や Bluetooth 5.3、NFC、Nano SIM + eSIM のデュアル SIM、5G 通信などにも対応しています。
Source : Motorola
