Google は 6 月に Google フォトの大規模な更新を発表しました。これは 7 月頃から一部の Google ユーザーに展開されており、対象ユーザーも徐々に増やされていましたが、Web 版に関しては既にほぼ全てのユーザーへの展開が完了している模様です。
Google フォトの Web 版で写真を選び編集モードを開くと右側にタブ型の編集ツールが表示されます。ここが大きく変わりました。
まず、新しい「提案」タブが追加され、画像の内容から必要と思われる編集ツールを提案し、ユーザーの編集効率を改善します。
次に、Google One メンバー向けの AI ツールが Web 版にも導入され、より高度な画像編集が可能になりました。Web が対応している編集ツールは次の通り。これらは新しい「ツール」タブにまとめて表示されますが、必要に応じて「提案」タブにも表示されます。
ぼかし : 選択した被写体の背景をぼかす
ポートレートライト : 選択した部分を光源として人物に当たる光の量と方向を調節できる。
スカイ : 空を認識して空だけ色や雰囲気を変更できる。
HDR : 画像の明部と暗部の明るさ・コントラストを調節してダイナミックレンジの広い画質に調節する。
カラーフォーカス : 背景の彩度を下げ、前景の色はそのままを維持し、被写体が際立つ雰囲気を演出する。
続いて、比率タブにはサポートしている全ての比率選択肢が表示されるので、一回のクリックで目的の比率に変更できるようになりました。
あとは、編集ツール全体のデザインも Material You 化され、特に、項目名やボタンのサイズが拡大したので操作しやすくなっています。
新しい Google フォトが有効になっている場合は面右右上に「新しい Google フォトをお試しください」とメッセージが表示されます。
