YouTube は 8 月 16 日、音楽アプリ「YouTube Music」に音楽を縦長の単尺動画として表示し、これまでとは全く違うアプローチで新しい音楽を発見できる「サンプル」機能をリリースしたと発表しました。新機能は本日より段階的に全てのユーザーへ展開されています。
「サンプル」は、YouTube 上の膨大な音楽コンテンツを YouTube ショートと同じ形式で視聴できる機能で、アプリ下部に追加された専用タブ内で提供されています。
簡単に言えば YouTube Music 版の YouTube ショート、あるいは TikTok と同じ表示形式で音楽を視聴できることになりますが、縦長の短尺動画というのはなんとなく観続けてしまう中毒性の高い表示形式でもあるので、「サンプル」は新しい音楽との出会いを促進させる優れた機能だと言えます。
ユーザーは「サンプル」タブでショートバージョンを視聴するだけでなく、カード上のリンクからフルバージョンを視聴したり、アーティストページに移って他の曲を探すこともできますし、サンプルの音楽から直接、YouTube のショート動画を作成することもできます。
「サンプル」はアーティストにも多大なメリットをもたらします。「サンプル」の導入によって曲が今までより多くユーザーの目に触れるようになり、ユーザーとの接点が増えることから、アーティスト側も MV やライブ映像、ショート動画といった自身のコンテンツを積極的に配信していくことで、ユーザーにアプローチする機会が増え、より多くのファンを獲得できるようになります。
Source : YouTube Blog