ASUS、2023年ゲーミングスマホ「ROG Phone 7」シリーズを国内発売

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ASUS は、Android を搭載したゲーミングスマートフォンの 2023 年モデル「ROG Phone 7」シリーズを 7 月 21 日に国内で発売しました。ROG Phone 7 は ASUS の直販サイトの他、一部の携帯キャリアや家電量販店で販売されています。価格は 129,800 円~ と高額ではありますが、現行最強クラスのスペックを備えており、そうしたハイエンドモデルを手頃に入手したい方にはおすすめのスマホです。

ROG Phone 7 シリーズは、Qualcomm 最新の Snapdragon 8 Gen2 プロセッサを搭載したハイエンドスマホ。最高のモバイルゲーム体験を提供する為に開発されたスマホということで、高い性能を発揮するのはもちろん、ゲームの操作性、スマホの冷却、バッテリー駆動時間を重点的に強化しており、モバイルゲーム愛好家におすすめの一台です。

国内向けのラインアップはグローバル市場向けと同じ ROG Phoe 7 と ROG Phone 7 Ultimate の 2 機種。価格は、ROG Phone 7 が 129,800 円(12GB + 256GB)または 149,800 円(16GB + 512GB)、ROG Phone 7 Ultimate が 179,800 円(16GB + 512GB)となっています。

ROG Phone シリーズの特徴でもある X ゲームモードは前作からバージョンアップされ、以前の「高性能モード」と「低電力モード」に加えて、新たに CPU コア単位で動作の割当を制御できる新モードが追加。プライムコアの Cortex-X3 とパフォーマンスコアの Cortex-A715 にゲーム処理やレンダリングを担当させ、Cortex-A510 にはゲーム以外のスマホ動作を担当させることで、システムの動作性能とゲーム中の安定性を両立させています。

また、新たに「X Sense」と「X Capture」と呼ばれるゲーム機能が導入されました。X Sense はゲーム内で敵の出現やモンスターの形態変化などのイベントが発生したときには AI が目標オブジェクトをハイライト表示しユーザーに知らせます。X Capture は、例えば対戦ゲームで勝利したときやレーシングゲームでゴールした瞬間などを AI が認識し、自動的にスクショを撮影する機能です。

さらに、ゲームプレイ中の仮想ゲームパッドは任意の仮想ボタンに個別の振動パターンを設定することが可能になり、振動の仕方で押したボタンを判別できるようになりました。

ROG Phone 7 シリーズのディスプレイは、165Hz のリフレッシュレートをサポートした 6.78 インチ FHD+(2,448 x 1,080) AMOLED。DCI−P3 の 111% をカバーする色域、1,500nits のピーク輝度をサポートしています。

新型ではスピーカーも刷新されより大きく迫力のあるサウンドを提供するようになりました。スピーカーは平均の倍の大きさとなる対面型ステレオスピーカーと大型のサブウーファーを内蔵しており、ハードウェアレベルで 2.1ch のステレオサウンドを体験できます。

スマホ本体のデザインは前作 ROG Phone 6 シリーズからさほど変化しておらず、サイズも基本的には同じです。しかし、背面カバーに “スラッシュ” と呼ばれる独特のツートンカラーパターンが適用され、背面カバーの上半分はマットな質感、下半分な透明な質感となっており、透明部分には内部基盤を模したパターンが浮かび上がる見た目となりました。これは単なるプリントなので実際に基盤が見えるわけではありません。

ROG Phone 7 のカラバリはストームホワイトとファントムブラックの 2 色。Ultimate モデルはホワイト 1 色です。Ultimate モデルにはスマホの背面に ROG Vision サブディスプレイが搭載されていますが、基本モデルにそれはなく、代わりに ROG のロゴマークとその周囲にドットマトリックス型の RGB ライトが内蔵されており、アプリでの設定で 8 つのモードから発光パターンを選択し、背面周りを光らせることができます。

Ultimate モデルは前作と同様に冷却用の自動開閉バルブ AeroActive ポータルを装備しており、AeroActive クーラーを装着してプロセッサの冷却効率を高めることができます。これは、本体の温度に応じて背面カバーが自動で開き、ベイパーチャンバー上の空冷フィンが露出します。フィンに風を送りベイパーチャンバーの熱放出を促進させます。

スマホの側面には前作と同様に、AirTrigger 超音波式 LR ボタン、3.5mm オーディオジャック、USB Type-C コネクタを搭載しています。

ROG Phone 7 の冷却システムは前作と同様に多段構えの構造となっており、様々な用途に応じて効率的にスマホを冷却します。ゲーム時間に応じて用いる冷却装置は異なり、例えば、15 分以内の短時間なゲームなら窒化ホウ素で形成されたヒートシンクが CPU の熱を吸収し蓄えスマホが冷えた状態を維持します。それ以上のゲーム時間ならグラファイトシートとベイパーチャンバー、さらには AeroActive クーラーを使用して冷却します。

冷却用のグラファイトシートとベイパーチャンパーは改良されており、内部に設けられた 6 つの溝が冷却剤の循環を速め冷却システム全体の熱拡散効率を向上させています。

ROG Phone 7 のカメラは、背面に 50MP(IMX766)のメインカメラ、13MP の超広角カメラ、8MP の望遠カメラで構成されており、前面には 32MP の高画素カメラを搭載しています。

バッテリー容量は 6,000mAh で、68W の急速充電が可能。他にも、Wi-Fi 7 や Bluetooth 5.3、NFC、5G 通信、デュアル SIM などのワイヤレス機能もサポートしています。

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