コスパの高い最新ゲーミングスマホとして昨年 11 月に中国で発表された Nubia の「RedMagic 9 Pro」の国内での予約受付が 1 月 12 日に始まりました。RedMagic 9 Pro は国内初投入となる Snapdragon 8 Gen 3 スマホで、フラッグシップ級のスマホ性能とゲーミングスマホならではの付加価値的機能を兼ね備え、販売価格はなんと 109,800 円~ とお手頃です。お世辞を抜きにしても RedMagic 9 Pro は買いの部類に入るスマホだと思います。
RedMagic 9 Pro の発売・出荷開始日は 1 月 23 日。国内モデルのバリエーションは、12GB + 256GB のブラック(109,800 円)と 16GB + 512GB のシルバーとブラックスケルトン(134,800 円)の 3 種類。なお、シルバーは国内初登場となるカラーです。
RedMagic 9 Pro では先代モデルからデザインが一新され、普段遣いのスマホとしても良好な操作性を提供できるように設計されたのが大きな特徴となります。今まではコアなゲーマーを満足させることを第一に仕様が決められていましたが、技術の進歩と経験の蓄積によりそれ以外の方にも受け入れられる商品作りに成功し、その結果、RedMagic 9 Pro はゲーミングスマホという枠を超え、万人に対して最高クラスのスマホ体験を提供できる商品へと進化しました。
まず外観の特徴としては、背面はカメラの出っ張りをなくし一枚のガラスパネルで覆われ完全にフラットな構造となった点です。ゲーム時にカメラがグリップを邪魔することがなくなりました。背面の奥に見えるのが RedMagic 9 Pro で導入された冷却ファン上のカスタマイズ可能な RGB ライトです。気分に合わせて光り方をカスタマイズできます。一方内部は、表面積を 10,182m㎡ に拡大したベイパーチャンバーと、滝状のエアダクトを持つ新素材の合金ファンを装備したことでスマホ内部の熱拡散能力が向上。スマホが高いパフォーマンスで動作中でも低い温度を維持するよう適切に調整され、ユーザーのゲームプレイを安定して継続できるようにしています。
ゲーミングスマホでは、ゲームのためにディスプレイの画質とタッチ感度、サウンド、上記のような熱対策に関する特別なチューニングが施されており、これらのカスタムは通常のスマホ操作にもそのまま恩恵として現れてきます。例えば、画面の最高輝度は 1,600nits と高く、振動モーターはゲーム用に手応えを感じる大型で強力なものが使用され、スピーカーは臨場感のあるサウンドを出せるようにと DTS-X Ultra によって認定された 115K デュアルスピーカーと 5 つの磁気サウンドユニットが組み込まれるなど、細かい部分の仕様もかなり洗練されており、これらはゲーム以外の利用シーンでも何かとプラスに働くはず。
ゲームに関しては、側面のトリガーボタンのガラス素材が新しくなり、そのサイズも拡大したことで、タッチの精度が向上し、汗ばむ指先でタッチしたとしても滑らないとされています。また、RedMagic 9 Pro にはゲーム専用チップが RedCore R2 Pro にアップグレードされ、Wi-Fi 7 や Bluetooth LE Audio(LC3 コーデック)もサポートするなど、ゲーミングスマホで必要とされる機能も大体装備しています。
RedMagic 9 Pro は、6.8 インチ FHD+(2,480 x 1,116)の AMOLED ディスプレイを搭載し、 120Hz のリフレッシュレート、960Hz の高速なタッチサンプルレート、2,160Hz の PWM 調光をサポートしており、画面上の 16MP カメラは第 2 世代のアンダーディスプレイカメラに置き換えられました。
リアカメラは 50MP 広角(GN5) + 50MP 超広角(JN1) + 2MP マクロのトリプル構成で、RedMagic シリーズ初の光学式手ブレ補正にも対応しました。ポートレート・望遠カメラを搭載しないのはとても残念です。
バッテリーは大容量 6,500mAh のデュアルセルバッテリーヲ搭載し、80W の急速充電に対応しています。
Source : Nubia