通常、Android デバイスでの文字入力では画面上の仮想キーボードを使用しますが、長文を入力したり、各種文書を作成するときは物理キーボードを使用するとサクサク作業できて便利です。この記事では Android デバイスで物理キーボードを使用する際の注意点を紹介します。
Android デバイスは 有線または Bluetooth キーボードをサポートしており、単純に USB 接続するか、ペアリング設定すれば使用可能な状態になりますが、初期のキー配列は US 配列のため、キー配列を変更しなければ英数 / かな入力の変換キーや記号の割り当てに食い違いが生じたままになり、文字を正しく入力できないことがあります。特に、英数 / かな入力の変換キーが使用できないとかなり不便です。
本記事では Bluetooth キーボードを例にとり、Android 上でキー配列の設定変更の手順を紹介します。
まず、Bluetooth の接続機器一覧を表示し、接続したキーボード名をタップして「キーボードの設定」を開きます。
次に、「多言語入力」の欄はデフォルト「英語 US 配列」の設定なので、これを「日本語 109A 配列」に変更します。
設定を変更することにより、日本語配列のキーボードを接続したときには正しく文字を入力できるようになります。もし、キーボードを接続して入力に問題があると感じたら今回紹介したキー配列の設定を確認してみてください。