ソニーは、2023 年 Xperia スマートフォンのミッドレンジモデル「Xperia 10 V」の SIM フリー版(XQ-DC44)を 8 月 4 日に発売すると発表しました。近年、フラッグシップスマホの価格が 20 万を超えるなど高騰を続けており、一般人では手を出しづらい状況です。そんな中、Xperia 10 V の価格は 67,000 円と、比較的手頃です。
Xperia 10 V は、シネマスコープ 21:9 の 6.1 インチ OLED ディスプレイや 5G 対応の Snapdragon 695 プロセッサ、広角から標準域まで幅広くカバーするトリプルカメラを搭載するなど、実用的で携帯性にも優れたスマホです。上位の Xperia 1 V と比較するとスペックの差は歴然としていますが、日常的なスマホ使用において必要十分のスペックを備えており不満を持つことは少ないと思います。
また、前作 Xperia 10 IV と比較して、ディスプレイの明るさが 1.5 倍向上し、内蔵スピーカーはステレオ化されるなど、スマホの使用で頻繁に利用するオーディオ・ビジュアルの品質が改良されています。
メーカー直販の SIM フリーモデルと言うことで、ファームウェアは Android 13 をベースにしたクリーンなシステムを搭載しており、不必要なキャリアアプリは含まれていません。おサイフケータイ(Felica)をサポートしており、IP68 レベルの防塵・防滴性能も備えています。
Xperia 10 V は 5,000mAh という 6.1 インチスマホとしては大容量のバッテリーを搭載しながらも、筐体サイズは 155 × 68 × 8.3mm / 152g と軽量コンパクト。他社のスマホと比較しても一回の充電でより長い時間使用できますが、ワイヤレス充電はサポートしておらず、バッテリーの充電はもっぱら USB ケーブルを使用することになりやや不便です。
上記の他、6GB RAM、128GB ストレージ、Micro SD スロット、12MP(F1.8 26mm) + 800MP(F2.2 16mm) + 800MP(F2.2 54mm) リアカメラ、8MP フロントカメラを搭載し、Wi-Fi ac や Bluetooth 5.1、NFC、Nano SIM + eSIM のデュアル SIM をサポートしています。カラバリは、ブラック、ホワイト、ラベンダー、セージグリーンの 4 色です。
Source : ソニー