ASUS ZenFone 10 正式発表 コンパクトさはそのまま ZenTouchの新ギミック導入

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台湾メーカーの ASUS が長寿スマホライン「ZenFone」の新しいフラッグシップモデルとなる「ZenFone 10」を正式に発表しました。

現在のスマホ市場は、6 インチ台のディスプレイを採用した機種がその大半を占めている中、近年の ASUS は片手での操作性を重視し、スマホで 5 インチ台のディスプレイを採用することで他社との差別化を図っています。この方針は ZenFone 10 でも変わらないようで、ZenFone 10 では前作と同じ 5.9 インチディスプレイを搭載しており、コンパクトなモンスターマシンは今年も健在です。カラバリもブラック、ホワイト、レッド、グリーン、ブルーと豊富に用意されています。

ZenFone 10 では操作性を向上させる為の機能として、ZenTouch と呼ばれるタッチ式のセンサーボタンが導入されています。ZenTouch ではボタン上を指でスワイプするだけでスマホのロックを解除したり、動画アプリでは再生コントロールを操作したり、Web ブラウザでは Web ページをスクロールできたりと様々なアクションを使用して操作の快適性を向上させることができます。

スマホで日常的に使用するカメラについては、50MP + 13MP というごくありふれたデュアルカメラ構成ですが、メインカメラに 6 軸手ブレ補正の Hybrid Gimbal Stabilizer 2.0 が導入され、撮影時の手ブレが大幅に軽減。音量上下ボタンをダブルクリックするだけでカメラを起動して写真を撮影する「クイックショット」も追加されており、カメラもより快適に使用できるようになっています。残念ながら 8K 30fps 撮影には対応しておらず、8K サイズは 24fps 止まりですが、4K では最大 120fps 記録に対応したため、4K サイズでは高画質なスローモーション動画を撮影できるようになりました。

さらに、新しい Edge ツール 2.0 は親指一本でコントロールパネルを操作したり、お気に入りのアプリを起動できます。

他にも、ZenFone シリーズで初めて Qi ワイヤレス充電や Dirac Virtuo による空間オーディオに対応し、特定のアプリを複製して同時に使用できる「ツインアプリ」機能も追加。製品パッケージにはスマホケースと急速充電器が同梱する仕様です。

全体的に見て、ZenFone 10 では操作性に関わる要素が重点的に改良されており、スマホの実用性においては他社の主力モデルを超えるとても扱いやすい Android スマホだと思います。

ZenFone 10 の主要スペックは以下の通りです。

OS : Android 13
サイズ : 146.5 x 68.1 x 9.4mm 172g
ディスプレイ : 5.9 インチ 2,400×1,080 144Hz AMOLED 1,100nits
CPU : Snapdragon 8 Gen2
メモリ : 8GB / 16GB LPDDR5X
ストレージ : 128GB / 256GB / 512GB
メインカメラ : 50MP IMX766 1/1.56 型 1.0μm F1.9 換算 23.8mm
広角カメラ : 13MP 換算 12.5mm
フロントカメラ : 32MP(8MP) RGBW センサー
バッテリー : 4,300mAh、30W 急速充電 15W ワイヤレス充電
通信 : Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、NFC、Nano SIM x2 5G+5G デュアル SIM
その他 : Dirac HD 対応ステレオスピーカー、3.5mm オーディオジャック付き、指紋リーダー

Source : ASUS

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