Google は 12 月 13 日、Google マップにおけるプライバシー保護への取り組みの一環として、今後、3 つの新機能を Android・iOS ユーザー向けに提供すると発表しました。
新機能は、タイムライン情報のスマホへの直接保存、お店のスポットページからアクティビティを削除できる機能、現在地を示す青い点からの情報コントロールです。
まずはじめに、タイムラインは今後、ロケーション履歴のデータがスマホに直接保存され、基本的にはスマホ上で管理される仕組みに変わります。そして自分でロケーション履歴をバックアップするかどうかも選択できるようになります。
わかりやすい例を挙げると仕組みは Google フォトと同じです。スマホ内のデータを必要に応じてバックアップしてクラウドと同期する運用方法に変わります。バックアップを有効にした場合、タイムラインのロケーション履歴はエンドツーエンドで暗号化され、さらに自動削除 3 ヶ月間が適用され、自動削除の期間を延長したり、自動削除を完全に無効化することもできます。
タイムラインの新機能は来年にかけて段階的に展開されることになっていますが、具体的なリリース日などは明らかにされていません。
次の新機能は、お店を訪れると表示されるアクティビティをマップ上のスポットページから削除できる機能です。スポットページには、ユーザーがいつその場所を訪れたのかが表示されますが、それを非表示にすることが可能になり、他人に普段の行動を知られることを防止できます。この機能は今後数週間中にリリースされる予定です。
最後の青い点の更新については、今後、現在地を示す青い点をタップすると、ロケーション履歴やタイムラインの設定状況、マップに位置情報へのアクセスを許可したかどうかを確認できるようになります。こちらも今後数週間以内に展開される予定です。
Source : Google