かなり前に Android から削除されたロック画面用のウィジェット機能が次の Android 15 以降で復活する可能性が浮上してきました。
ロック画面ウィジェットは Android ではもう廃れた機能となりますが、その後、iPhone にも同様の機能が導入され、それがユーザーから高く評価されており、近年では機能の価値が見直されています。
Android の専門家 Mishaal Rhaman 氏は、先週リリースされた Android 14 QPR2 Beta 3 を調査し、内部に隠された追加コードからロック画面用のウィジェット機能の存在を発見しました。
同氏は、Pixel Tablet においてロック画面上の隠された共有スペースを発見し、なんとかしてそれを有効化していくつかの Google 製アプリのウィジェットを配置することにも成功しました。
しかし、現在の実装ではウィジェットを配置すると通常のロック画面スペースにウィジェットが重なって表示されてしまうなど問題があるとされています。それでも、Google がいつかの Android バージョンでロック画面ウィジェットを復活させることを検討していることは事実のようです。
今回の件、Pixel Tablet のファームウェアで復活の痕跡が見つかったことから、同氏は、単純にウィジェット機能を復活させるのではなく、タブレットなどの大画面デバイスに限定して復活させる可能性もあると指摘しています。
現時点でロック画面ウィジェットが復活するかしないかは不明ですし、もし復活するにしてもタブレット専用など制限される可能性もあります。
Source : Android Authority
