Androidのダークモードは今後全てのアプリに拡張される予定

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文字と背景の色を反転させる Android のダークモードは、文字の視認性を改善しつつ、画面の眩しさも軽減され、多くのスマホユーザーに利用されています。それはアンケート調査で約 80% 以上のスマホユーザーがダークモードを使用していると回答したほどです。しかし一つ解決されるべき問題があります。それは、一部のアプリはダークモードをサポートしておらず、アプリを使用中は常に明るいテーマで表示されることです。特に夜間の屋外や暗い場所でスマホを操作しているときにはいきなり眩しくなり驚きます。しかし、この問題は今後の Android アップデートで解決できる可能性があります。

というのは、本日リリースされた Android 14 QPR2 Beta 3 の「設定」 → 「ユーザー補助」 → 「色と動き」に、「全てのアプリをダークにする」という新オプションが著名な Android 専門家 Mishaal Rhaman 氏によって発見され、その名前が示すようにダークモード未対応アプリをダークモードと同じ配色に変更できることが判明したのです。

残念ながら、手元の Pixel にこのオプションは表示されず、実際には非公開の機能のようです。しかし、同氏によると、この機能は既に開発者向けオプション内で提供中の「フォースダークを有効にする」と同じものだそうです。今後の展開がきになるところですが、ユーザー補助に追加された機能であることを考慮すると、一般向けの機能とはならない可能性があります。

試しに、「フォースダークを有効」を有効にしたところ、上図のように Amazon ショッピングアプリはダークモードのような UI カラーに変換されました。このスクショだけでは特に問題なさそうに見えますが、やはりアプリによっては配色バランスが大きく崩れ逆に操作しづらくなりました。さほど期待できるような機能とはならないと予想されます。

Source : @MishaalRHaman

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