AndroidスマホでMagSafeアクセサリーを使用する方法とその注意点を解説

HOW TO

MagSafe はもともと iPhone をはじめとした Apple 製品の文化ですが、その有用性が高く評価され、今では数多くの Android 向けアクセサリーにも採用されています。代表的な商品はスマホケースでしょう。MagSafe 対応のスマホケースを使用すると、Android スマホでも既存の MagSafe 対応アクセサリーを使用でき、Android スマホがさらに便利になります。MagSafe 対応の Android 用スマホケースにも色々とありますが、本記事では 3 つの商品を取り上げ Android スマホで MagSafe を利用する方法や注意点を紹介します。

MagSafe の実体は強力な磁力を持ち写真のような円形マグネットです。スマホケースに MagSafe マグネットが付属していると様々なアクセサリーにピタッと貼り付き強力に固定されます。

特に便利なのがワイヤレス充電器です。スマホを充電する際は、ただ充電器側のマグネットに近づけるだけで正しい位置に固定されワイヤレス充電できます。他にもカードケースなら両面テープなどの用具を使用することなくスマホの背面に固定できますし、スマホスタンドなら円形マグネットの特徴を活かしてスマホの縦向き・横向きを自由に変更できます。

マグネット内蔵タイプ

一番ポピュラーな MagSafe 対応スマホケースがこれ。マグネットがケースに埋め込まれており、殆ど通常のスマホケースと同じ感覚で使用できます。

マグネット内蔵型ならスマホのワイヤレス充電モジュールの搭載位置も考慮して設計されることも多いので、商品選びの際は互換性をあまり意識しなくて済みます。

リング・スタンド付きケース

本質的には最初に紹介したものと同じスマホケースです。スマホリングのようなスタンドも一緒に搭載されており、MagSafe アクセサリーがなくてもスマホを自立させることができます。リング部分を立てれば縦向きでも横向きでも自立可能。さらに指をリングに引っ掛けて持てばスマホのホールド感が増します。

ただ、このようなスマホケースは リングなどの余分の部品が MagSafe マグネットに重なる形で設置されるので、MagSafe アクセサリーに取り付ける際に磁力が十分に伝わらず、固定が甘くなることもあります。これは設計上の問題ではありますが、MagSafe アクセサリーとの互換性を重視するならスマホリングのような余計な部品が付属する商品は避けるべきです。

MagSafe マグネットを自分で貼り付ける

Amazon や楽天市場では MagSafe マグネットが単品でも販売されており、それを購入すれば既存のスマホケースを MagSafe に対応させることができます。

MagSafe マグネットを単品で購入し貼り付ける方法が最も経済的で手軽な実装方法ですが、取り付ける際はスマホの中心を見極めたり、ワイヤレス充電を引き続き利用するならきちんと充電されるかを確認しなければならず、取り付けに失敗する可能性があるのでご注意ください。

さらに、これは全てのケースに当てはまることですが、商品の紹介文に「磁力◯倍」や「純正よりも強力」といった文言にはご注意ください。というのも、磁力が強すぎると取り外す際に手こずり逆に不便に感じることがあります。そもそも MagSafe 対応というだけで十分の磁力を有しているので磁力を強化したスマホケースを選択する必要は無いというのが私の考えです。

最後に注意事項。そもそも MagSafe は Apple 製品用の規格なので、それを Android スマホで流用する行為は非公式の改造に等しく、万が一、トラブルが発生してもスマホメーカーが保証やサポートを提供してくれることはありません。全て自己判断・自己責任の下で行う必要があります。

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