Adobe の写真編集アプリ「Lightroom」の Android 版にモバイルデバイスでの編集体験を改善する再設計された新しいツールバーが導入されました。早期アクセス機能の一つではありますが、Lightroom ユーザーなら誰でもすぐに利用できます。
新旧を比較してアプリが持つ機能に大きな違いはみられません。何が大きく変わったのかというと、プレビュー画面に表示されるツールバーの構成です。簡単に言えば従来よりもシンプルな構成となり、さらに、ボタンやスライダー、表示テキストなどの UI 要素は拡大するなど改良され、純粋に編集時の操作性も向上しています。
写真を選択してプレビューを表示すると、「プリセット」、「切り抜き」、「編集」、「マスク」、「修復」の 5 項目しか表示されなくなりました。もちろん、露出や色、ディテールなどの調整ツールは残されており、それらは全て「編集」タブにまとめられています。「編集」を開くと細かい調整作業に集中できる形となっています。
「調整」にはデフォルトで「ライト」、「カラー」、「効果」、「ディテール」の 4 つの調整項目しか表示されませんが、アプリの「表示オプション」で設定を変更すると、「プロファイル」と「レンズ」も表示されるようになります。
他には、「ジオメトリ」が「切り抜き」タブに移され、ここではアスペクト比の選択も容易になりましたし、アプリのメニューに「情報」と「評価」が追加されるなどの機能追加も実施されています。
「Lightroom」(Google Play)