Google,Pixel 8シリーズからソフトウェアサポート期間を今より延長か?

ニュース

現在、Pixel スマートフォンには 3 回の Android OS アップグレードと 5 年間のセキュリティアップデートが提供されていますが、9to5Google が独自に得た情報を基に伝えたところでは、Google はもうすぐ発表される Pixel 8 および Pixel 8 Pro でさらに多くの ANdroid OS アップグレードを提供することを計画しているそうです。つまり、ソフトウェアのサポート期間がさらに延長するということです。

同サイトの記事で具体的な回数や期間は示されていませんが、記事の筆者は、Pixel スマホの寿命を iPhone レベルにまで延長することを目指し、まずは、Samsung が Galaxy ユーザーに対して約束している 4 回の OS アップグレードと 5 年間のセキュリティアップデートを上回る回数・期間にまで拡大する可能性があると指摘しています。

今は一台のスマホを長く使用しますし、スマホ買取・下取りサービスの普及によって中古スマホも多く流通しています。この様な状況の中でソフトウェアのサポート期間はスマホ選びにおいて非常に重要な要素となっています。そういう意味では今回の回数・期間の延長は大変喜ばしい決断だと言えます。

しかしなぜ次回作からアップグレード回数を増やす決断をしたのでしょうか。理由は様々だと思いますが、同サイトは、Google によって完全に制御できるコンポーネントの割合が増えたことが大きく影響していると述べています。

Android OS をアップグレードする際は、OS の中核を成すカーネルが新バージョンに対応した新しいものに更新され、それに合わせて各種デバイスドライバも更新される必要があります。一般的に、ドライバの更新はそのコンポーネントを供給しているベンダーが行い、もし、何らかの理由でドライバが更新されないとスマホで特定のハードウェアを正常に制御できなくなるなどの問題が生じてきます。ドライバのサポートは他社に依存する要素であり、長期的な Android OS アップグレードを保証するということは、コンポーネントのサポート体制が十分に整備されていなければなりません。Pixel 8 シリーズでは Google 自身でメンテナンスできるコンポーネントの割合が増えてきたことから、サポート期間の延長に踏み切ったと考えられます。

しかし、実際のアップデート回数や期間は Pixel 8 シリーズが発表されるまでわかりません。

Source : 9to5Google

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました