海外で広く利用されているメッセージアプリ「Telegram」に無料メンバー向けのストーリー機能が導入されました。元々はプレミアム会員向けの機能の一つでしたが、それがアプリの無料ユーザーにも展開されたということです。
Telegram の提供元は 8 月 14 日に公式ブログを通じて、アプリのリリース 10 周年を記念してストーリー機能を全てのユーザーに提供すると発表しました。同社によると、ストーリー機能はこれまでに最もリクエストの多かった機能だったそうです。
Telegram のストーリーは Instagram のものと同様に、24 時間後に消える画像や動画、文章をアプリの友達やグループと共有できる機能で、Telegram ではさらに独自のデュアルカメラモード、詳細なプライバシー設定、柔軟な公開期間オプションも提供しています。
もちろん、ストーリーの優先表示やステルスモード（自身の閲覧履歴を隠す）、永続的な閲覧履歴の確認（期限が切れた場合でも誰が閲覧したのかを確認できる）などの機能はプレミアム会員しか利用できません。
Telegram はロシア発のメッセージアプリで、現在は世界 8 億以上のアクティブユーザーを抱えるとされています。もはやメッセージアプリにおける一大巨塔へと成長しましたが、 LINE と比較すると国内のユーザーは少なく、アプリの日本語対応も殆ど手付かずの状態です。
Telegram は LINE ほどではありませんが、チャット、グループチャット、スタンプや GIF の送信、音声通話、チャンネル、ボットなど実に多くの機能を備えた通信アプリです。特に、リリース当初からチャットの暗号化をサポートしており、会話内容が外部に漏れない安全性の高さにおいて定評があり急速にユーザー数を増やしていきました。
Source : Telegram Blog
