今年 3 月より国内でも Google ウォレットのサービスが開始されたことで、それまでアプリとしても提供されていた Google Pay は Google ウォレットに置き換わりました（Google Pay は決済サービスとして今も残っています）。Google ウォレットのリリースに伴いアプリ機能にも変更が見られ、Google ウォレットでは新しいスマホでクレジットカードやデビットカードを使用する為に機種ごとの初期設定が必要になりました。
どういうことかと言うと、Google Pay 時代は、ただ新しいスマホに同一の Google アカウントでログインすれば旧端末のカード情報を引き継げていましたが、Google ウォレットに変わった後は自動的に引き継がれなくなり、新端末でもカードの追加操作が必要な場合があるということです。もし、旧端末と同じ Google アカウントでログインしたにも関わらず、新端末の Google ウォレットにカードが一枚も表示されない場合は次に紹介する設定が必要です。
過去に登録したカードは、Google アカウントに自動作成された「支払いプロファイル」に保存されるので、カード情報が失われたわけではありません。ユーザーは単純に Google ウォレットの「+ ウォレットに追加」をタップし、「クレジットカードやデビットカード」を選択。その後の画面には支払いプロファイルに保存されているカード情報が表示されるので、追加したいカードを選択し、セキュリティコードを入力して再認証すれば Google ウォレットに再度追加できます。またカード券面をスキャンする必要はありません。
また、Google ウォレットに変わったことで、アプリに追加できるカードの種類も変更されています。Google ウォレットに追加できるのは、QUICPay やタッチ決済などの非接触決済に対応したカードのみとなりました。つまり、追加したいカードが非接触決済に対応していない場合は Google ウォレットに追加できないということです。非接触決済に対応していないカードの情報編集やカードの削除は、「お支払いセンター」で行えます。
